背後肉

先日箱根へ仲良しと旅行した折、温泉後のぽかぽか状態でお互いのボディケアをしていて、
当然メンテの話へと流れこみました。

「お互いを写真にいかに綺麗に撮れるか競争」
も旅行のたびにしているので、まずそのためにも、相手には基本美を守ってもらわねばならない。
この試みはかなり有効。
後ろからも写真を撮られたりするのは、自分の知らない自分の姿を見直す良いきっかけになります。
しかも最近、彼女ときたらワザがめきめき上達、フイウチ・隠し撮りという高等技術をもマスターしてきている。
わたしの真実は、あますところなく露わになるのです

一方、私は小うるさく角度を決め、ポーズを思い通りにつけさせるタイプ。
その彼女に被写体として今のところ全然問題はない、どころか綺麗なのですが、
日々努力を続ける心意気にこそ意味があり、
その帰結点として、健康できれいな体がついてくるわけですから、
メンテは細心の注意を払って払いすぎることはないテーマ。

後ろが見えないというのはコワイもので、こないだ、
ウエストが高い位置にあるワンピースを着た女性の肩・背中ニクが、布の切替えの上にのっかっていたのを後ろから見たと彼女は言います。
そう、
太ってるやせてるに関係なく、首の後ろから・肩の後ろから・腕の後ろから・背中の上方下方から、いつのまにかヘンな厚みがついていくのが女性の体。
多くの女性が語るように、かなり早いうちから、二の腕と首から肩、デコルテにかけては、努力が歴然と現れてしまうのです！

前から見る分には、その機会を多く持てますから、誰しも気にして注意しようがあるものの、
ある日、いつの間にかひっそり寄り添っている背後ニクには、意外と気づくチャンスがないのではと思います。
恐ろしい、背後ニク。
一度取り付かれると、簡単には消えてくれないといいます。

頻繁に写真に撮ってもらわないまでも、まずは猫背にならないよう意識をあげて、やつを近づけないようにしていきたい、と願う。