きたる4月29日に、謡の初舞台で『竹生島』のシテを務める予定でしたが、京都の緊急事態宣言発令をうけて、発表会が延期になりました。
昨年も、全く同じパターンだったなあと思い出しました。
同じ門下の息子は、今回は『西王母』のお仕舞の予定でした。流石にもうすっかり舞台慣れしていて、わたしの方が後輩、それもだいぶ拙い後輩です。
延期をうけて実の所わたしはちょっとホッとしています、自信がなかったので!
かといって8月1日の振替日にはまた、「まだまだできてない」とガタガタ震えてる気がします。
常に本番で一番良いパフォーマンスを見せる息子にあやかりたい。。
(8月1日 10時半ごろから出番です。おいで頂ける方はこのチラシのコピーをお持ちください)
『竹生島』は、滋賀県は琵琶湖の北に浮かぶ、国の名勝です。
竹生島神社には数々の伝説が残され、聖地とされています。
TOPの写真はこちらからお借りしました。
能『竹生島』には、漁船に乗った老人と若い女がシテ、ツレ、で登場し、神社に参詣したいワキを乗せて、湖水を進む道すがら御神体についてが語られる物語です。
神社に着くと、老人と女は神に姿を変え、激しく舞い、湖も共鳴する。
…という、ミステリアスで美しい曲です。
舞の華やかさが謡では観られませんので、精一杯、涼やか・かつドラマティックな魅力を、声で表現したいところです。
この島から思い出すのは、梨木香歩氏作『家守綺譚』、
大好きな一冊です。
琵琶湖、疏水、これらが暮らしの傍にある主人公が、湖水の冷たい謎めいた膜を透かすように、異世界のさまざまなものと出会い、見聞きするお話。
この主人公の立場こそ、お能でいうところの「ワキ」で、異世界と現世をつなぐ位置にいる役割。
お能について調べてから鑑賞するのも大切ですが、この、下調べなしに理屈では割り切れない不思議感をモヤっと味わうのも、わたしは大好きです。
わからないものがわからないままでも、いいじゃないか。ただ、そこにあることを、見て、ともに生きていく覚悟を持って。
昨年も、全く同じパターンだったなあと思い出しました。
同じ門下の息子は、今回は『西王母』のお仕舞の予定でした。流石にもうすっかり舞台慣れしていて、わたしの方が後輩、それもだいぶ拙い後輩です。
延期をうけて実の所わたしはちょっとホッとしています、自信がなかったので!
かといって8月1日の振替日にはまた、「まだまだできてない」とガタガタ震えてる気がします。
常に本番で一番良いパフォーマンスを見せる息子にあやかりたい。。
(8月1日 10時半ごろから出番です。おいで頂ける方はこのチラシのコピーをお持ちください)
『竹生島』は、滋賀県は琵琶湖の北に浮かぶ、国の名勝です。
竹生島神社には数々の伝説が残され、聖地とされています。
TOPの写真はこちらからお借りしました。
能『竹生島』には、漁船に乗った老人と若い女がシテ、ツレ、で登場し、神社に参詣したいワキを乗せて、湖水を進む道すがら御神体についてが語られる物語です。
神社に着くと、老人と女は神に姿を変え、激しく舞い、湖も共鳴する。
…という、ミステリアスで美しい曲です。
舞の華やかさが謡では観られませんので、精一杯、涼やか・かつドラマティックな魅力を、声で表現したいところです。
この島から思い出すのは、梨木香歩氏作『家守綺譚』、
大好きな一冊です。
琵琶湖、疏水、これらが暮らしの傍にある主人公が、湖水の冷たい謎めいた膜を透かすように、異世界のさまざまなものと出会い、見聞きするお話。
この主人公の立場こそ、お能でいうところの「ワキ」で、異世界と現世をつなぐ位置にいる役割。
お能について調べてから鑑賞するのも大切ですが、この、下調べなしに理屈では割り切れない不思議感をモヤっと味わうのも、わたしは大好きです。
わからないものがわからないままでも、いいじゃないか。ただ、そこにあることを、見て、ともに生きていく覚悟を持って。
薪能、珍しく晴天だったのに中止になり、先生方も、
これはできたのに。。。
と無念がっていらっしゃいました( ; ; )
観世会館と金剛能楽堂は少しずつ、座席解放数を増やしています。嬉しい限りです。
犬が骨折してしまい、竹生島行きがなかなかリアルな計画になりません、、、
ただ、緊急事態宣言も延長してしまったので、、、
屋外ですし、開催されるかな🧐
なんともタイムリーです!
竹生島、M様もまだ行ってらっしゃらないのですね。
私もずっと行きたいと思っている所。
実際に行かれると又、向き合い方が変わるかもしれませんねー。
8月楽しみです。
N様でなく、、、M様💦すみません。
8月1日のリスケは確定になりました。よかったらいらしてくださいませ!
竹生島、、、行ってみたいと思っていますし、
N様の謡も楽しみにしてましたが、、、
8月を楽しみにしてます。