
午前中床屋にいったら清水ミチコ似の美人の理容師が「今、野菜が高くて・・・」と言った。普通なら「そうですね」と極短く返事して二の句を接がせないのだが、さなえPのブログにもそんなことが書いてあったので「さなえPのブログにも書いてあったな」と一人ごちれば清水ミチコはリアクションだと思ったらい。勢い、話すに足るとおもわれたか主婦の苦労を長々と語られるハメと相成った。拙者は「ふふん、ははん」となるべく気のない返事で中断を試みるのだが、清水ミチコはヒゲを剃られている最中なので返事ができないのだろうと勝手に思っているらしく、もやしがいかに使えるかを滔々と語り、あげくスーパーに行くのが遅くなるともやしが売り切れて困るのだとのたまった。拙者といえばまな板の上の鯛のごとく清水ミチコの剃刀を甘んじるより術もなく、最終的には清水ミチコの次男が美容師の専門学校に通っているなどとまったく拙者には必要のない情報まで吹き込まれ辟易としながら整髪料を納めるのであった。
帰り道去年はやらなかったプランター菜園をことしはやらなむとおもいさだめる仕儀と相成りホームセンターに向かい、きゅうりとプチトマトの苗を一本ヅツ手に入れし候。
写真はついでに持ち帰りしミニバラなり。

ホームセンターにて65センチプランターとメダカ10匹を購入ればプランターに水をはりてメダカを放すなり。メダカ喜びてゴールドブレンドの空き瓶に入りて出るを繰り返すはおもしろきなり。

65センチプランターはもとより草木の栽培にて用いるものなれば水抜きのアナあり。なにゆえにか栓が用意されるは拙者のあずかり知らぬことなれど口に嵌めれば水を張るに容易なり。メダカの生殺与奪は拙者次第にてこの世の主になりし心持さぶら得えり。まさに生命栓とはいにしえよりの駄洒落感じ入るをたがわず。