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裕次郎の夢 黒部の太陽

2012-12-02 23:59:59 | ウェブログ


「黒部の太陽」観てきました!”裕次郎の夢 全国縦断チャリティ上映会”という企画で被災者支援になるそうです。写真は新しい八王子市民会館(ネーミングライツというのでオリンパスホールという名前です)とが入っているサザンスカイタワーです。

「黒部の太陽」は映画館で観てもらいたい、という裕次郎の考えでビデオ化はされていません。我々の世代で観た記憶のある人はほんとうに少ないのではないでしょうか?私は大喜びで観に行きました。

会場は年寄りでいっぱい!田舎の年寄りだから慣れていないのでアチコチでケータイが鳴っていました。緊迫して静まり返ったシーンに鳴るんですコレが。となりの爺さんは「あうー」とか「ふぁー」とか死にそうな声を出すし、椅子は座り心地悪いし音響が悪くてセリフは聴きづらいしもう最低でした。

映画は凄かった。三時間超の大作だが充実していてダレるところが無い。三船が渋い。寺尾聰が親子で出演していてフレッシュだった。この人もう死んだ人だ!って俳優がいっぱい出ていて感無量だった。
ストーリーは、決死の覚悟というか一か八かの大博打というか、戦後の話だがもう完全に時代劇だった。

発電所を作る映画なので、結果、関西電力をよいしょするシーンも多々あり、被災者支援となにか思惑があるのか?と勘ぐってしまった。
最後に石原まき子がまるで美智子様のように神々しく手をふりながら登場。挨拶をした。今日が裕次郎さんとの結婚記念日なの、とおっしゃると大きな拍手が沸き起こった。タイミングが良すぎるので、各会場でそう言っているのではないか?と勘ぐってしまった。


もう一本「栄光の5000キロ」という映画も掛かる予定だが、飲みの約束があるので今日は止めた。この全国縦断が終わったらDVD化されるだろう。たぶん。


帰りに透明アクリルの募金箱に持っていた一円玉を全部入れた。年寄りはカネを持っているのか千円札がいっぱい入っていた。