kouzi_2007~

発火村塾 established 2007

夢と狂気の王国

2013-12-03 16:38:38 | ウェブログ

いろいろバタバタしてて観にいけなかったのだが、今日新宿まで行きました。スタジオジブリのドキュメンタリー映画「夢と狂気の王国」を観てきたよ!

映画なんですが、駿、敏夫、勲、のお三方の業、というか、キャラの濃さ。と、被害者、というか奴隷の証言です。

駿は絶対王として君臨し、スタジオを私物化。スタッフに好みの女性とイエスマンの宦官ばかりをそろえ、俺様アニメを作る様子を映し出します。取材するのが女性だからか駿の地なのか宮崎駿はしゃべりまくります。しゃべりながら自分に酔ってます。”心オナニー”野郎です。こんだけしゃべってくれたら、ドキュメンタリーとしては作りやすかったことでしょう。筆者は『紅の豚』で桂三枝(当時)に言わせた「女はいいぞ。よく働くし、粘り強いし」という駿の本音のやらしい部分をここでも見てしまいました。

宮崎吾朗がチラリと出るシーンがありまして、敏夫相手に、振り回されてしまった自分の人生の恨みをおおいになじっていました。敏夫のことを人間としては最低のカス野郎だとののしっていました。

勲はジブリに寄り付かないのでしょう。ほとんど出てきません。それでダメ親父として皆で悪口を言われていました。働かないわ、予算も日程も守れないわ、興行成績も振るわないわ、まさにお荷物だと皆で陰口をたたくのです。ジブリは本当に酷いところでした。このドキュメンタリー映画はジジイのオナニーを見せつけられているような無意味で陰鬱で救いようも無い無常観に溢れていました。


ですが観終わった後のこのたとえようの無い感覚はなんでしょうか。カタルシス、でしょうか?ね?




新宿南口は筆者が予備校生だった頃から変わってました。あの頃の南口周辺は荒木経惟の写真の様な、昼間でもボーッとしてると犯罪に巻き込まれそうな危ない雰囲気があったのですがもうありませんでした。筆者の勝手なイメージですが、西口は高層ビル群の未来都市、東口は客を吸い寄せる商業都市、そして南口が昭和の(当時の感覚からしても時代遅れ感のある)刑事ドラマの舞台にありそうな犯罪都市、でした。イメージですよ、イメージっ!
今回も長文失礼いたしました。ほんとうにありがとうございます。