ご訪問してくださり、ありがとうございます
映画 『 未来の食卓 』 という、08年のフランス映画を、
深谷シネマ に行って、見て来ました
この映画のスタッフ ・ キャストのみなさんは …
スタッフのみなさん
監督 … ジャン = ポール ・ ジョー
プロデューサー … ベアトリス ・ カムラ ・ ジョー
撮影 … ジョエル ・ ピエロン 、 アマル ・ アラブ
音楽 … ガブリエル ・ ヤレド
キャストのみなさん
エドゥアール ・ ショーレ 、 ペリコ ・ ルガッス 、他のみなさん
この映画について
「 食卓から始まった小さな奇跡が 人々の幸せを紡いでいく
南フランス ・ バルジャック村の1年間を描き
オーガニックブームを巻き起こしたドキュメンタリー!! 」
と、映画 『 未来の食卓 』 のチラシに、書かれてありました。
フランスでは、 “ ブーム ” で、終わることなく、定着しはじめている、とのことです
「 農薬や化学肥料による食物汚染が、子どもたちの未来を脅かす
すべての学校給食と、高齢者の宅配給食をオーガニックにしようと
フランスの小さな村が立ちあがった 」
バルジャック村の小学校の庭に、小さな畑を、作って、
そこで、子供たち自身が、先生に、教わりながら、ブロッコリーやレタス、
芽キャベツ、苺など、何種類もの、野菜を、無農薬で、育てます。
水やりをして、芽が出てから、草取りのやり方まで、教わり、
すべて、子供たちが、作業をして、育てていました。
実ったものを、子供たちが、少しずつ、収穫して、
自然のままの “ おいしさ ” を、味わい、
「 おいしい! 」 と、太陽のような笑顔で、食べていたのが、
とても、印象的でした !
そして、今まで、ふつうに、食べていた、食品添加物の入った、缶詰や、
たくさんの種類の農薬を、使って、作られた、大規模スーパーなどにある、
野菜との、 “ 味の違い ” を、身をもって、知っていくのです。
水道の水も、添加物で、汚染されているので、雨どいの下に、バケツを置いて、
その水を、飲んだり、野菜の水やりに、使っていました。
この学校の取り組みに、感化されて、オーガニック農業を、はじめた、
農家の畑には、雑草が、そのまま、はえっ放しになっていました。
もちろん、除草剤は、使いません。
その雑草は、刈ったあとに、土にすきこむのだそうです。
そうして、この農家の畑には、土壌を豊かにしてくれるミミズや、
アブラムシなど、害虫を食べてくれる、てんとう虫が、あちこちにいました。
農薬を使用している、農家には、広大な土地に、
奇妙なほど、きれいに、整然と、並んでいる、農作物やひまわり畑が、ありました … 。
そこには、虫などの生きものの姿は、見当たりませんでした。
こうした農家は、出荷用の作物は、決して、自分たちは、食べないそうです。
自分たちの食べる、別の畑をもっていて、そこで、作られたものを、食べているそうです … 。
この農家の人たちは、どうして、出荷用の作物は、食べないのでしょうか?
農薬の人体に与える影響の恐ろしさを、知っているからです。
桃畑に、機械で、農薬散布をしている、農家の方が、体の痛みを、訴え、
病院で診察してもらったら、病気であることがわかったことを、語っていました。
その原因は、農薬、という名の、 “ 毒物 ” のせいだということも、わかったそうです … 。
最後に、バルジャック村の小学校の畑では、今まで、自分たちが、作ってきた、
オーガニック ( 無農薬 ) の野菜たちの種が、できていて、先生に、教わりながら、
だいじに、ひと粒ずつ、その種を、収穫して、教室で、種について、学んでいました
この小学校には、がんにかかり、治療を受けている女の子がいました。
髪の毛が、抜け落ちてしまった姿で、クラスの子供たちといっしょに、
育てた野菜を、収穫していましたが ・ ・ ・
[ 映画の冒頭で、ユネスコ会議での、
「 あなたの周りに、がんや糖尿病にかかった人はいますか? 」
という健康科学研究者の問いかけに、出席者のほとんどの方が、手をあげていました。
ヨーロッパでは、がんや糖尿病などの、生活習慣病の70%は、食習慣を含む、
環境に、原因がある、と言われています。
みなさんは、この数字を、どのようにとらえますか?
地球の温暖化、環境破壊にも、農業のあり方と食生活が、密接に関係しています。 ]
( 映画 『 未来の食卓 』 のチラシより )
「 これからの世界を変えていくには、
子供たちと母親、そして未来の母親である女性の存在が大きいと思います。
この作品を、作るにあたって、私は、最後に、希望を、必ず、残したかったのです。
今すぐ、行動すれば、希望は、失われない、という、希望です。
自然の美しさを、守ることこそが、子供たちの未来を、守ることだと、
私は、信じているのです 」
( ジャン = ポール ・ ジョン 監督の想い )
[ 作品中に登場する、以下のデータの出典 :
ニュー ・ イングランド ・ジャーナル ・ オブ ・ メディシン誌、
ランセット誌、フランス国立公衆衛生監視研究所、
ブリティッシュ ・ メディカル ・ ジャーナル誌、
環境汚染研究技術インタープロフェッショナル ・ センター、
国連食糧農業機関 ( FAO )、etc. ]
ヨーロッパでは、がんの70%が、環境と食糧に、原因がある。
ヨーロッパでは、毎年10万人の子供が、環境が、原因とされる病気で、他界している。
深刻な病気や、先天性の障がい、ぜんそく、アレルギーの原因は、
食品添加物や、農薬などの、 有毒環境汚染物質である可能性が非常に高い。
過去50年で、男性の生殖機能が、50%低下した。
食糧の30%に、地球温暖化の影響が及んでいる。
地球全体で、年間1億4000万トンの化学肥料が、散布されている。
国連食料農業機関による、2007年5月3日の報告 :
「 有機農法の方針に従えば、地上における耕作可能な土地すべてを、利用することで、
全人類に食糧を提供することが可能である 」
映画 『 未来の食卓 』 公式サイト
『未来の食卓』予告
映画 『 未来の食卓 』 のパンフレットです。
「2010国際ジュゴン年スタート!」のロゴです。クリックすると、wwf ジャパンのサイトに行きます
「北の果ての物語」特設サイト公開中です!クリックすると、サイトに行きます
~ カラダと大地のために、食べることからエコシフト。おいしいオーガニック革命 ~
クリックすると、「大地を守る会」のサイトに行きます
ブログラムランキング参加中!
読んでくださり、ありがとうございます
それでは、また。。。