虹の彼方に ~ over the rainbow ~

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映画 『 未来の食卓 』 を見てきました!

2010-02-18 09:10:58 | EU,US films / dramas


ご訪問してくださり、ありがとうございます


            


映画 『 未来の食卓 』 という、08年のフランス映画を、

深谷シネマ に行って、見て来ました


この映画のスタッフ ・ キャストのみなさんは …


 スタッフのみなさん


監督 … ジャン = ポール ・ ジョー

プロデューサー … ベアトリス ・ カムラ ・ ジョー

撮影 … ジョエル ・ ピエロン 、 アマル ・ アラブ

音楽 … ガブリエル ・ ヤレド


 キャストのみなさん


エドゥアール ・ ショーレ 、 ペリコ ・ ルガッス 、他のみなさん


 この映画について 


「 食卓から始まった小さな奇跡が 人々の幸せを紡いでいく

  南フランス ・ バルジャック村の1年間を描き

  オーガニックブームを巻き起こしたドキュメンタリー!! 」



と、映画 『 未来の食卓 』 のチラシに、書かれてありました。

フランスでは、 “ ブーム ” で、終わることなく、定着しはじめている、とのことです


「 農薬や化学肥料による食物汚染が、子どもたちの未来を脅かす

すべての学校給食と、高齢者の宅配給食をオーガニックにしようと

フランスの小さな村が立ちあがった 」



バルジャック村の小学校の庭に、小さな畑を、作って、

そこで、子供たち自身が、先生に、教わりながら、ブロッコリーやレタス、

芽キャベツ、苺など、何種類もの、野菜を、無農薬で、育てます。


水やりをして、芽が出てから、草取りのやり方まで、教わり、

すべて、子供たちが、作業をして、育てていました。


実ったものを、子供たちが、少しずつ、収穫して、

自然のままの “ おいしさ ” を、味わい、

「 おいしい! 」 と、太陽のような笑顔で、食べていたのが、

とても、印象的でした


映画『未来の食卓』


そして、今まで、ふつうに、食べていた、食品添加物の入った、缶詰や、

たくさんの種類の農薬を、使って、作られた、大規模スーパーなどにある、

野菜との、 “ 味の違い ” を、身をもって、知っていくのです。


映画『未来の食卓』


水道の水も、添加物で、汚染されているので、雨どいの下に、バケツを置いて、

その水を、飲んだり、野菜の水やりに、使っていました。


この学校の取り組みに、感化されて、オーガニック農業を、はじめた、

農家の畑には、雑草が、そのまま、はえっ放しになっていました。

もちろん、除草剤は、使いません。

その雑草は、刈ったあとに、土にすきこむのだそうです。


そうして、この農家の畑には、土壌を豊かにしてくれるミミズや、

アブラムシなど、害虫を食べてくれる、てんとう虫が、あちこちにいました。


農薬を使用している、農家には、広大な土地に、

奇妙なほど、きれいに、整然と、並んでいる、農作物やひまわり畑が、ありました … 。

そこには、虫などの生きものの姿は、見当たりませんでした。


こうした農家は、出荷用の作物は、決して、自分たちは、食べないそうです。

自分たちの食べる、別の畑をもっていて、そこで、作られたものを、食べているそうです … 。


この農家の人たちは、どうして、出荷用の作物は、食べないのでしょうか?

農薬の人体に与える影響の恐ろしさを、知っているからです。


桃畑に、機械で、農薬散布をしている、農家の方が、体の痛みを、訴え、

病院で診察してもらったら、病気であることがわかったことを、語っていました。

その原因は、農薬、という名の、 “ 毒物 ” のせいだということも、わかったそうです … 。


最後に、バルジャック村の小学校の畑では、今まで、自分たちが、作ってきた、

オーガニック ( 無農薬 ) の野菜たちの種が、できていて、先生に、教わりながら、

だいじに、ひと粒ずつ、その種を、収穫して、教室で、種について、学んでいました


この小学校には、がんにかかり、治療を受けている女の子がいました。

髪の毛が、抜け落ちてしまった姿で、クラスの子供たちといっしょに、

育てた野菜を、収穫していましたが ・ ・ ・


[ 映画の冒頭で、ユネスコ会議での、

「 あなたの周りに、がんや糖尿病にかかった人はいますか? 」

という健康科学研究者の問いかけに、出席者のほとんどの方が、手をあげていました。


ヨーロッパでは、がんや糖尿病などの、生活習慣病の70%は、食習慣を含む、

環境に、原因がある、と言われています。

みなさんは、この数字を、どのようにとらえますか?


地球の温暖化、環境破壊にも、農業のあり方と食生活が、密接に関係しています。 ]

( 映画 『 未来の食卓 』 のチラシより )


「 これからの世界を変えていくには、

子供たちと母親、そして未来の母親である女性の存在が大きいと思います。

この作品を、作るにあたって、私は、最後に、希望を、必ず、残したかったのです。

今すぐ、行動すれば、希望は、失われない、という、希望です。

自然の美しさを、守ることこそが、子供たちの未来を、守ることだと、

私は、信じているのです 」

( ジャン = ポール ・ ジョン 監督の想い )




[ 作品中に登場する、以下のデータの出典 : 

ニュー ・ イングランド ・ジャーナル ・ オブ ・ メディシン誌、

ランセット誌、フランス国立公衆衛生監視研究所、

ブリティッシュ ・ メディカル ・ ジャーナル誌、

環境汚染研究技術インタープロフェッショナル ・ センター、

国連食糧農業機関 ( FAO )、etc. ]


ヨーロッパでは、がんの70%が、環境と食糧に、原因がある。

ヨーロッパでは、毎年10万人の子供が、環境が、原因とされる病気で、他界している。

深刻な病気や、先天性の障がい、ぜんそく、アレルギーの原因は、
食品添加物や、農薬などの、 有毒環境汚染物質である可能性が非常に高い。

過去50年で、男性の生殖機能が、50%低下した。

食糧の30%に、地球温暖化の影響が及んでいる。

地球全体で、年間1億4000万トンの化学肥料が、散布されている。

国連食料農業機関による、2007年5月3日の報告 :
「 有機農法の方針に従えば、地上における耕作可能な土地すべてを、利用することで、
全人類に食糧を提供することが可能である 」



映画 『 未来の食卓 』  公式サイト




『未来の食卓』予告





 

     映画 『 未来の食卓 』 のパンフレットです。




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読んでくださり、ありがとうございます

それでは、また。。。


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