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「 9.11.のときに、あの、ニューヨークが、
一瞬にして、静まり返った …
ニューヨークの街から、
すべての音が、聴こえてこなくなった日 … 」
先日、見た、音楽番組で、ニューヨークを拠点に活動する、
ある音楽家が、そのようなことを、語っていました。
「 次に、また、いつ、どこで、起こるかわからない、
恐怖に怯えているときに、人は、音楽というものを、
作れなくなってしまう。それを、聴くことさえできなくなる。
あまりの恐怖で、ただ、体が、固まったままでいた … 。 」
そして、その音楽家は、とても、興味深いことを、話してくれました。
「 どうしても、約束の期日までに、つくらなければならない、
仕事があって、期日がせまっていて …
そのようなときに、作曲をしはじめて、音を聴いたときに、
それまで、体の中で、固まっていたものが、溶けだした … 」
音楽が、人にあたえる影響、には、
計り知れない、不思議なものが、あるようです … 。
「 それまで、いっさいの音が、聴こえなくなっていた、
ニューヨークの街で、最初に、聴こえたのが、
車のクラクションの音などではなくて、
ラジオから、流れた、ビートルズの 『 Yesterday 』
だった ・ ・ ・ 」
The Beatles の ’65年のアルバム 『 HELP! 』
に入っている、 『 Yesterday 』 を、聴きながら、
あの、一連の出来事で、お亡くなりになられた、
世界中の多くの人々の、ご冥福をお祈りしたいと思います。
Yesterday- The Beatles lyrics
( 動画が、消えていましたら、ごめんなさい )
『 Yesterday 』 written by Lennon - McCartney
対訳 内田 久美子 さん
昨日は はるか彼方にあった 苦悩が
今日は 僕のもとに 居すわろうとしている
ああ すべてが輝いていた ― 昨日
不意に 僕は 今までの自分じゃなくなった
暗い影が 僕の上に 重くのしかかる
ああ 悲しみは 突然やってきた ― 昨日
なぜ 行ってしまったのか
彼女は なにも言おうとしなかった
きっと 僕が なにか悪いことを言ったんだろう
今はただ 幸福だった昨日が懐かしい
昨日は のんきに恋を楽しんでいたのに
今日は どこかに隠れてしまいたい
ああ ― すべてが輝いていた ― 昨日
わたしの、この日、この時のことを、回想してみました。
生まれて、まだ、数か月だった、ちっちゃなおちびと、
すでに、「 一生治らない 」 と医者から、
障がいの告知を、受けていた、小さなおちびの、世話をしながら、
その合い間を見て、引っ越したばかりの、団地で、
たくさん、たまっていた、片づけなければならない、
山になった段ボールの箱と、格闘していたときでした … 。
夜の10時頃、テレビをつけて、ニュース番組を、流しながら、
引っ越しの荷物の片づけをしていた、わたしは、
今まで、話されていた、ニュースが、突然、中断されて、
しばし、沈黙があったので、何事かと、片づけの手を止めて、
テレビの画面を、見てみたら ・ ・ ・
高層ビルの上階から、炎がふきだしているのを、
ズームで、とらえている映像が、ずっと、映し出されていました ・ ・ ・ 。
それから、あとのことは、よく覚えていないですね … 。
たぶん、おちびたちの世話をして、
寝かしつけたりしてたんだと思うけど … 。
数日が、経って、ことのしだいが、
だんだん、わかってきてからのことは、覚えていますが … 。
あのとき、ニューヨーク の街で、
The Beatles の 『 Yesterday 』 が、
流れた、ということは、今まで、知りませんでした … 。
時を経ても、なお、たくさんの人々から、
愛されている、永遠の名曲であることを、
あらためて、感じさせられましたね
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それでは、また。。。