それで、チュニジアに行って、セクハラの被害にあったのかというと

…ぜーんぜん平気でした！！！！



最大の要因は、やはり年齢か。。。

日本人は若く見られがちなんですけど…

世界標準でおばちゃん認定されてしまったのは
複雑な気持ちです。

まあ、面倒なことなくていいんですけどね。。。


ちなみに、服装は、
かなりゆったりめの半袖ワンピースの上に長袖を着て、
下はゆったりめのパンツをはきました。

これでスカーフをつければ、
チュニジアでは、コテコテのおばちゃんファッション。

チュニジアでは、いろいろな人に親切にしてもらったのですが。


日本人のおばちゃんが、こっちのおばちゃんの格好してるー

「ヘンなガイジン」

てことで、面白がられてたのかもしれません。



というわけで、私は大丈夫でしたが、
妙齢の女性が行ったらどうなるかは保証できません。

「タイは若いうちに行け」

ってＣＭが昔ありましたが。

「チュニジア、ていうかイスラム圏は、おばちゃんになってから行け」

なのかも。。。


今回行ったのは、チュニス、ケロアン、スース、シティブサイドと
比較的外国人観光客の多いところ。

南部（砂漠のある方）は保守的で、昼間でも女性の姿を見かけない
などという文章も目にしたので、
南部に女性一人旅をしようとする方は、
もうちょっとリサーチをしてから判断されることを勧めます。

また、今回の旅行では、昼間、キツイ陽射しの中での
街歩きで異様に疲れたので
夜はまったくといっていいほど外出せず、
ただひたすら眠っていました。

なので、日没後のチュニジアについてはまったくわかりません。


写真は本文にまったく関係なく
ケロアン旧市街の猫

保守化？

チュニジアの若い女性の服装は
欧米化が進んでいると昨日書きました

が。

さすがに、ミニスカとかノースリーブなどは、いません。

陽射しが強烈なので、
露出すると痛いからかもしれないけど。。。


しかし、同じ若い女性でも、
カップルで歩いている、となると
スカーフ着用率がぐ～んと上がるのです。


何で、イスラム教で女性のスカーフなのかというと、

家族以外の男性に、美しい部分をみせてはいけない
という戒律があるからです。

具体的に言うと、髪の毛とか肌とか。。。


なので、

スカーフは、彼氏かダンナがつけさせるのかなあ・・・

独身のときはイケイケでも、
結婚すると保守化しないと色々とマズいのかなあ…

なんて思ってしまいました。


写真は、モナスティールのブルギバ霊廟。
この建物の中に初代大統領が眠ってます（汗。。。

モナスティールはビーチ沿いの観光地で、
若いカップルがけっこういました。

きれいな海をバックに彼女の写真をパチリといった
微笑ましい光景も見られ、

どこの国の人も、やることは
あまり変わらないということに気がつきました。

チュニスと近郊都市・女性の服装

それで、チュニジアでは、
女性の服装はどうだったのかというと…

まずは首都チュニスのメディナ（旧市街）に行ったのですが

こうやって写真でじっくり見ると、

スカーフ率低い…

外国人観光客も写っていますが、それにしても。

ちなみに上につるしてあるのが民族衣装ですが、
こんな格好してる人ひとりもいないですね。

今回、チュニス、シティブサイド、スース、ケロアンという
都市部で、外国人観光客が多いところを回ったのですが。

このあたりだと、年齢が下がれば下がるほど
イスラム色が薄れてきます。

若者の間ではＧパンがナウい（死語）ようで
旧市街あちこちにも、ジーンズショップがあり、
にぎわっていました。

思った以上に欧米化しているという印象です。

でも、おばちゃんは、100％に近いくらい、
イスラムスタンダードな服装でした。

イスラム女性の服装

長々と「ロンリープラネット」にある
チュニジアでのセクハラについての
文章を訳してきました。

今まで詳しく読んでいなかったので
遅ればせながら驚愕してます。


旅行前は、
多少はあるんだろうな…

でも、私は十中八九大丈夫だろうと踏んでました。

なんでかというと、

ここ20年くらい、痴漢にあったことがない…

…ていうか、おばちゃんなので、見逃してくれると思った。


そして、

イスラム教女性のスタンダードな格好すれば大丈夫なのでは

と。

イランに行くとき教えてもらった
（というかイランでは外国人も必須）


女子の服装は

髪の毛を見せない→ベール

身体の線を見せない→ゆったりとしたワンピースとかコートとか

肌を見せない→長袖で下はズボンとか

なのです。



写真左の女性が参考になります。

旅のセクハラ問題について ３

「ロンリープラネット　チュニジア」では
セクハラの対処法についても書いています。

多くのチュニジア人は、男性も女性も
非常に暖かく、好奇心にあふれ、礼儀ただしく、
尊敬の念に満ちています。
しかし、全ての友好的なやりとりが
台無しになってしまうのは残念であります。


もしあなたが完璧に女性差別的な発言や、
無礼な言動、宣伝文句や、音響効果を無視すれば、
あなたは面倒なことを減らすことができます。
受動的なことは、上品さと同じであると見なされます。

サングラスはアイコンタクトを避けるのによい方法です。
（多くの男性はあなたをじっと見つめて屈服させる
　テクニックを使おうとします）
それに、慎み深く見えることを促進します。
伏し目がちな視線もまた、
男性が次のステップに行く気持ちを萎えさせます。

控えめな服装をしてください。

少なくとも、肩や、上腕、足は覆うと、
かなりの違いが見られます。特に田舎では。

現地の女性が着ているものは、
社会などに浸透している考え方を知るのに
とてもわかりやすいガイドになります。

しかし、心に留めておくのは
ノースリーブや、透けている服を着たチュニジア人女性は
父親や兄弟、夫などが目配りをしなければならないと
見なされています。

保守的な装いはセクハラにあわないことを
保証しているわけではありません。
それはもし助けが必要なときに、
より真剣に扱ってもらえることを意味しています。

もし、あなたがｔメインリゾート
（チュニジア人女性がビキニやＴバッグを着ているところ）
の外で泳ごうとしたら
サーフボード用のショーツに薄手のトップスを着るのが
良いアイデアです。

地元の人は膝丈のショーツをはいています。
Ｔシャツや合成繊維のチュニックを水着の上に着ています。
同じような格好をすれば、
より快適にすごすことができるかもしれません。

バスやラウンジでは、女性の隣に座ることをお勧めします。
（しかしそれはいつも可能ではありません）
そして、タクシーでは後部座席にすわり、
安いホテル、特にメディナ（旧市街）にあるホテルの
宿泊は避けましょう。

バーには行かないのが懸命です。
そしてナイトクラブは女性一人では入らないのがベストです。
あなたはすぐ女性にも入りやすいカフェやレストランを
見つけることができるでしょう。
本やノートパソコンや携帯電話は、
望まない会話から避けることができる
良いアイテムです。


ということだそうです。。。。

女性の服装の話しが出たところで
写真はチュニジア人（だと思う）女性の服装。
一番左の人はちと保守的、真ん中の人が普通ぽくて
右の人はイケイケな感じがします。

理由は次回。