化石の日記Ver.2

ミーハーのたわごと。
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旅のセクハラ問題について 2

2010-10-11 23:36:37 | チュニジアばなし
「ロンリープラネット チュニジア」の文章をひき続き。

チュニジアの女性は自由を満喫していますが、
その一方で、ほとんどのムスリム社会はそうではなく、
男性と女性の役割と性について道徳的姿勢の両方ともが
極端に保守的というわけではない、ということを意味していません。

非常に特権的で、国際的な集団に属していない
全ての人の間では、

結婚していない男性と女性が
自由に交流することについては制限があります。

同棲は違法で、女性の婚姻時における処女性は
いまだ賞賛される、とは言わないまでも期待されます。

外国人で、とくに一人で旅行をしていたり、
男性を連れていない女性は
家族構成の保護から外にいる存在と思われてしまいます。

ほとんどのチュニジア人は、なぜ父親や夫が
女性一人で行動しているのを許したのか理解ができません。
この自由は、常にフリーセックスとイコールであると見なされます。

また、多くのチュニジア人男性にとって
外国人女性の視覚的イメージは
外国映画や、テレビ、ミュージックビデオなどで
ぎこちなく形成されてます。

これらの考えが複合され、
すべての外国人女性は盛んなビーチでのジゴロシーン(ナンパ)
を期待していると思われています。

一時の休日から、長い幸福な結婚まで
多くの外国人女性は、チュニジア人男性との
純粋な関係を築いていますが、

彼らの魅力を総動員して、
ベッドルームに訪れるまでに至った男性の多くは
よく訓練された搾取者で
彼らのゴールは現金かビザです。

Tunisia.com (forum.tunisia.com) というコミュニティもしくは
Tunisian Love Rats (tunisialoverats.com)
というフォーラムで、
もしあなたがこのような状況になったときの
サポートやアドバイスをしています。



ここまで英文40行くらい。
アルクのホームページありがとう
でも疲れたので、以下は意訳。


こういうわけで、セクハラはあるのです、
男性を連れてない女性や、
特に一人で旅行する女性は要注意。

襲われることはまれなのですが、
あることはあるので、もしそうなったら
警察に行く前にあなたの(国の)大使館
もしくは領事館に行ってください。


ですって(汗。。。


続いて対処法が書いてありますが。
それは次に。


写真は本文とまったく関係なく
猫濃度が足りなくなったので
シティブサイドの猫。
左の子がふにゃけすぎ。



旅のセクハラ問題について 1

2010-10-10 22:49:48 | チュニジアばなし
イスラム教徒の多い国は、
大部分の日本人にとって、どことなく怖いイメージがあります。


私も、イランに行く前は
ツアーといえども、だいじょうぶなんだろうか…
と激しく心配になったものでした。

(心配は杞憂に終わりましたが)


その原因の一つに

セクハラ

があるのではないでしょうか。


チュニジアに行く前に、ネットで旅日記をいろいろ見たのですが

女子ひとり旅で、行く先々でセクハラにあってもうウンザリ

みたいな記述が(汗。。。



「モロッコで断食」という本で

女子大学生がモロッコを一人旅したところ、
セクハラ、というかレイプまがいのことに次々とあい
しりあった日本人男性と連れ立って行動するに至った

ということが書いてあります(汗。。。


ガイドブックの「ロンリープラネット チュニジア」
でもセクハラについての項目があったので
頑張って読んでみました。

「男女とも、セクハラの被害にあったという報告があります。

男性は主にハマムで

(ハマムとは、銭湯みたいなサウナみたいなところ。

そこでセクハラの被害にあうというのは…

ガクガクプルプル。。。。。。)

一方、女性は至るところで望みもしないことに直面します」


ですって(汗。。。



写真は、本文とあまり関係がなく、チュニジアの民族衣装



グランドモスクの室内

2010-10-09 23:16:07 | チュニジアばなし
チュニジアでは、イスラム教徒以外が
モスクに入れるのは、中庭までで
室内(礼拝堂)には入ることができません。

が。だいたい中庭からどんな感じなのかは確認できます。

トルコのように壁が華麗な絵柄で彩られていなくて
やはりギリシア・ローマ系というか、シンプルです。



ここで、今まで行ったことのある範囲で
異教徒に対して、
モスクがどのくらいオープンなのか
ざっとまとめてみました。

チュジニア
中庭までモスクに入れる。
入場料:有
撮影:可

ブルガリア
イスラム教の規定に合えば
(女子はスカーフ着用など)
モスクの室内に入れる
入場料:なし
撮影:ソフィアのモスクは不可、プロブディフは可と各地によって異なる

トルコ
イスラム教の規定に合えば
(女子はスカーフ着用など)
モスクの室内に入れる
入場料:なし (アヤソフィアは入場料あったけど、あれはモスクなのか?)
撮影:可

イラン
内部に入れるところと入れないところがある
入場料:ツアーで行ったので詳細不明だけど、有な気がする。
撮影:入場できるところは可

ウズベキスタン
内部に入れるところと入れないところがある
入場料:ツアーで行ったので詳細不明だけど、有な気がする。
撮影:入場できるところは可


ちなみに、ブルガリアは
モスクよりキリスト教の教会の方が多いです。
入場料はなしで異教徒も自由に入れますが、
撮影は不可のところがほとんどです。



グランドモスクの中庭

2010-10-08 23:53:41 | チュニジアばなし
ケロアンのグランドモスクは、4回いくと
メッカ1回いったと同じくらいの
ご利益(て言って適当なのか)があるそうです。

中身はいたってシンプル。

というか、あっと驚くギリシア・ローマ仕様。

今回の旅行で完全にスルーしたのですが、
チュニジアには数多くのローマ遺跡があるからでしょうね。

写真でしか見たことないけど、中国のモスクは
「お寺やんけ」
とツッコミを入れたくなる形状のものがかなりあります。

ひとくちに「モスク」といってもお国柄でかなり違って面白いです。



写真はグランドモスク中庭をかこむようにある廊下。
柱の上の方がアーチになってきれいです。






グランドモスク

2010-10-07 00:02:10 | チュニジアばなし
どうしてチュニジアに行こうかと思ったかというと。

今年はじめくらいには、
東欧雑貨店「チャルカ」に感化されて
ハンガリーに行こうと思っていました。

調べれば「ペーチ」という街にモスクがある…

しかし、さらに調べるとそのペーチが
2010年の観光都市かなにかに指定されている…

それに追い討ちをかけるかのように
「ギリシアの次に危ないのがハンガリー」という説が

というわけで見送ました。



次に思ったのが、これもモスクのあるボスニア。

ヨーロッパ不況の影響か、治安が悪くなってるらしい?のと
行く予定が9月だったのですが、ブルガリア同様
秋は雨が多いとのこと(この地域はそうなのかも)なので
これも見送り…

…と行き先が二転三転。



基本の基本にたちもどり
「モスクのあるところ」を入念に調べました。

すると、イスラム教の聖地は

第一がメッカで第二がメディナ
(両方とも非イスラム教徒は入れない)

第三がエルサレムの岩のドーム

第四がなぜか?チュニジアのケロアンにあるグランドモスク。

というわけで、チュニジアにむくむくと興味が。


写真は外からみたグランドモスク。
巨大。