ハルク・ホーガンの自伝「わが人生の転落」を読みました。
彼については、
日本で試合してて、けっこう人気があった
たしか本国・アメリカでも映画に出てたりとか大スターなはず
という認識しかなかったので、転落って何?
と、いうわけで手にとってみました。
この本で特筆したいのは
日本語の訳文がメチャクチャうまい!
て本の感想で最初に言うのそれかよ!
とツッコミを入れたくなりますが。
本当に今まで見た翻訳物の中で一番スラスラ読めた。
(いかにも英語を訳しました、みたいな読みずらい本って結構あります)
(似たような金髪の筋肉マンで)「キャラがかぶってる」とか
「まるでドッキリカメラ」とか原文どんなんだろう…
いわゆるひとつのプロレス界のことは「業界」てなってるけど
これも原文は何て書いてあるのかなとか激しく気になりました。
いかにもホーガン本人が喋っているような文体で、感心しきりなのですが
訳者はWWE翻訳スタッフ…
って煽り映像のレスラーのやりとりなどの字幕だしてる人ですよね
納得の仕事ぶりです。
格オタとしては、レスラーとしてのあんなことやこんなことが
書いてあるのを期待しますが、
(大スターになった要因は「客の心をつかむのがうまいから」とあります。
ホーガンといえば「イッチバーン!」が有名だけど(“一番”Tシャツとかあったはず)
外タレであいさつ以外の日本語を多用する人って珍しいんじゃないかなあ。
ここらへんも頭よかったんだなと思いました)
なんと!本の半分以上が家族のことに費やされています。。。
絶頂期のときは、忙しすぎてあまり覚えてないみたい(汗。。。
日本とアメリカで一日二試合したとか
(日本で試合してすぐ帰国してその晩試合をすると、日付上は同じ日になる)
一年=400日くらいの感覚って(汗。。。
レスラーとしての栄光よりも、
自分がいかに家族のために頑張ったけど、うまくいかなかった
といったことが切々と書かれていて
アメリカ人って、日本人の想像を絶するほど家族を大切にするって
(野球の選手が、シーズン中でも奥さんの病気や出産で帰国したりとか)
本当だ…と痛感。
「転落」の原因も奥さんとのゴタゴタと、
息子と家族同然に可愛がっていた息子の友人の交通事故で
気がつくとピストルをこめかみに当てていたみたいな状態にまでなったのですが。
日本人男性が同じような目にあっても、
ここまでの落ち込み方にはならないような気がする…
なんと言うか「良き夫、良き父」でいなければならない
呪縛みたいなのを感じてしまいます。
とにかく、成功の度合いも、トラブルやバッシングも、
奥さんのプッツンぶり
(夫が全くといていいほど家にいないのに、巨万の富がガンガン入ってきたら
よほどできた人物じゃないと、おかしくなるに違いない)もケタ違いで
アメリカって(遠い目)…
…と異文化を感じさせる内容です。
それで、それで、ホーガンがこのドン底から立ち直るキッカケになったのが
「引き寄せの法則」!
http://www.thesecret-jp.tv/
で、最後の方はもう、悟りを開いたような語り口になっていて。
これにはどビックリでありました。。。
私も、「引き寄せの法則」の関連本↓は読んだことがあるのですが、
「いつでも引き寄せの法則」
http://www.amazon.co.jp/%E3%81%84%E3%81%A4%E3%81%A7%E3%82%82%E5%BC%95%E3%81%8D%E5%AF%84%E3%81%9B%E3%81%AE%E6%B3%95%E5%89%87-%E9%A1%98%E3%81%84%E3%82%92%E3%81%8B%E3%81%AA%E3%81%88%E3%82%8B365%E3%81%AE%E6%96%B9%E6%B3%95-%E3%82%A8%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%92%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9/dp/4797349913
内容が抽象的なのもあるけど、
読んで。自分の心の中で消化するのに
時間がかかるんですよね。
でも、ホーガンいわく「引き寄せの法則」は
聖書の「求めよ、さらば与えられん」と通ずるところがあるそうで、
キリスト教徒だったら、かなりスンナリ入れるんだなということがわかりました。
彼については、
日本で試合してて、けっこう人気があった
たしか本国・アメリカでも映画に出てたりとか大スターなはず
という認識しかなかったので、転落って何?
と、いうわけで手にとってみました。
この本で特筆したいのは
日本語の訳文がメチャクチャうまい!
て本の感想で最初に言うのそれかよ!
とツッコミを入れたくなりますが。
本当に今まで見た翻訳物の中で一番スラスラ読めた。
(いかにも英語を訳しました、みたいな読みずらい本って結構あります)
(似たような金髪の筋肉マンで)「キャラがかぶってる」とか
「まるでドッキリカメラ」とか原文どんなんだろう…
いわゆるひとつのプロレス界のことは「業界」てなってるけど
これも原文は何て書いてあるのかなとか激しく気になりました。
いかにもホーガン本人が喋っているような文体で、感心しきりなのですが
訳者はWWE翻訳スタッフ…
って煽り映像のレスラーのやりとりなどの字幕だしてる人ですよね
納得の仕事ぶりです。
格オタとしては、レスラーとしてのあんなことやこんなことが
書いてあるのを期待しますが、
(大スターになった要因は「客の心をつかむのがうまいから」とあります。
ホーガンといえば「イッチバーン!」が有名だけど(“一番”Tシャツとかあったはず)
外タレであいさつ以外の日本語を多用する人って珍しいんじゃないかなあ。
ここらへんも頭よかったんだなと思いました)
なんと!本の半分以上が家族のことに費やされています。。。
絶頂期のときは、忙しすぎてあまり覚えてないみたい(汗。。。
日本とアメリカで一日二試合したとか
(日本で試合してすぐ帰国してその晩試合をすると、日付上は同じ日になる)
一年=400日くらいの感覚って(汗。。。
レスラーとしての栄光よりも、
自分がいかに家族のために頑張ったけど、うまくいかなかった
といったことが切々と書かれていて
アメリカ人って、日本人の想像を絶するほど家族を大切にするって
(野球の選手が、シーズン中でも奥さんの病気や出産で帰国したりとか)
本当だ…と痛感。
「転落」の原因も奥さんとのゴタゴタと、
息子と家族同然に可愛がっていた息子の友人の交通事故で
気がつくとピストルをこめかみに当てていたみたいな状態にまでなったのですが。
日本人男性が同じような目にあっても、
ここまでの落ち込み方にはならないような気がする…
なんと言うか「良き夫、良き父」でいなければならない
呪縛みたいなのを感じてしまいます。
とにかく、成功の度合いも、トラブルやバッシングも、
奥さんのプッツンぶり
(夫が全くといていいほど家にいないのに、巨万の富がガンガン入ってきたら
よほどできた人物じゃないと、おかしくなるに違いない)もケタ違いで
アメリカって(遠い目)…
…と異文化を感じさせる内容です。
それで、それで、ホーガンがこのドン底から立ち直るキッカケになったのが
「引き寄せの法則」!
http://www.thesecret-jp.tv/
で、最後の方はもう、悟りを開いたような語り口になっていて。
これにはどビックリでありました。。。
私も、「引き寄せの法則」の関連本↓は読んだことがあるのですが、
「いつでも引き寄せの法則」
http://www.amazon.co.jp/%E3%81%84%E3%81%A4%E3%81%A7%E3%82%82%E5%BC%95%E3%81%8D%E5%AF%84%E3%81%9B%E3%81%AE%E6%B3%95%E5%89%87-%E9%A1%98%E3%81%84%E3%82%92%E3%81%8B%E3%81%AA%E3%81%88%E3%82%8B365%E3%81%AE%E6%96%B9%E6%B3%95-%E3%82%A8%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%92%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9/dp/4797349913
内容が抽象的なのもあるけど、
読んで。自分の心の中で消化するのに
時間がかかるんですよね。
でも、ホーガンいわく「引き寄せの法則」は
聖書の「求めよ、さらば与えられん」と通ずるところがあるそうで、
キリスト教徒だったら、かなりスンナリ入れるんだなということがわかりました。