「パキスタンに行きます」と言われてみて、
わきあがる疑問。
1:生きて帰れるの?(←ガチで両親に言われた)
2:つか、観光旅行なんてできるの?
お答えしましょう。
どっちも大丈夫です。私が生き証人。
しかし、滞在中に驚いたことは。
世界中どこでも見かける。
欧米人のバックパッカー。
日本人観光客。
に、まったく遭遇できなかったのです!!!!!
(日本人は行き帰りの空港では見ましたが)
外国人が相当に珍しいらしく、かな~りジロジロ見られたり、
ムルタンという、聖者廟(お墓です)がいっぱいある街では
あちこちで握手を求められ、ちょっとしたアイドル気分…
(かなり「親日」な感触)
…って70年代の日本か!!!
かの有名なガイドブック「地球の歩き方」「Lonely Planet」。
どちらのパキスタン版とも、2008年以降、発行していません。
おそらく、このあたりから、両誌が推奨する
外国人が単独で行動するような旅が難しくなったのでは。
パキスタンのビザを取ろうとして、申請用紙を
大使館のホームページからダウンロードしたのですが、
書く内容が細かすぎて大変。
現在の職場の住所はもちろん。
前に勤めていた職場の、上司の連絡先…
…ってこんなの、もうわかんない!
年賀状のやりとりなんてしてなかったしーーーー
みたいなことまで書く項目があ。
これは欧米人用で、日本人はここまで書かなくても発行される
(実際私はOKでした)そうなのですが、
物資のやりとりは勿論あるけど、
人的には欧米と、ほぼ鎖国状態なんじゃないかなあ…
って思わせるものがありました。
今回は、村山先生に紹介された「Oriental Links」さん
http://www.orientalinks.com/japanese/index.html
にお世話になり、
ガイド&ドライバーつきで周ることを勧められ、
そのとおりにしたのですが…
行ってみて痛感したのは、
この国では、
一人だと何もできない…
ってことでした。
具体的にいうと、都市の交通量が激しすぎて、一人では道路を渡れません。
バンコクとかも、すごいけど、慣れればなんとかいけますよね。。
そんなもんじゃなかった…
車、バイク、牛車、馬車、人がいりみだれてもお。。
写真だと空いてみえるんだけど、
ムルタンのバザール道路。
バイクの3人4人乗りはあたりまえ。