それでもって、ムルターン空港でのロストバゲージは、どうなったのかというと…
到着翌日午前9時。
つまり観光しているこのときには、空港に着いていて
ガイドのラナさんの携帯に連絡が来る…ということになっていた。
しーかーし。待てど暮らせど来ない。
なので、ラナさんは、私がタイルの写真を撮りまくっている間。
ムルターンの空港など、あちこちに頻繁に電話をしていました。
もっというと、ロストバゲージが発覚したその日から、
ラナさん、そしてカラチでのガイドのアミールさんは
パキスタン航空の関係各所に、
ぜったいぜったい、明日9時に荷物を届けてちょーだいね!
と、激しく念を押してくれたのです。
ムルターンのバザールを歩いていたときは、お昼近かったのですが、
この時点になっていても、荷物が着いているか否か、はっきりしない…
電話ではダメで、直接空港に行った方が良いとのことで、
バザール観光を途中で切り上げ、
空港へ向かいました(といっても車で5分くらいのとこにある)
空港のオフィス…といっても、田舎の駅ほどしかないスペース。
前日行った荷物受け取り場所と、もうひと部屋、社長室みたいなところがあったのですが。
その2箇所をたらい回し…
担当者が誰なのかもはっきりしないこと10分以上…
ガイドのラナさんは、時間がかかりそうなので、
私は車の中で待っていて、
自分が交渉にあたるとのこと。
仕方なく待っていたのですが、ラナさんは、あっちへ走り、こっちへ走り…
荷物がどこに置いてあるのかもはっきりしないのか…
もし、この日も荷物が来なかったら、
せめて、靴下や下着だけでも買って
そのお金を払ってもらえるよう交渉しようかと
思いをめぐらせていました。
でも、いかにもお金のなさそうなパキスタン航空…
やってもらえるのだろうか…
…やはり、待てど暮らせど、来ないのですが、
大きなトランクをカートに積んだ、
昨日、私同様ロストバゲージだったぽい人が目の前を!
私は走りよって、その荷物が、
この建物のどこにあったのかを訪ねたのですが
どーもなんかよくわからない…
…ていうか、私の超ブロークンな英語が通じない模様…
まったく会話になってない押し問答をしていると
ラナさんが、私の赤いトランクを持ってやってきた!
荷物あったーーー(涙。。。。
この間。どう考えても30分はたってる。
荷物1個にどうしてこんなに手間取るのかはナゾですが、
あっただけ、良しとしよう…。。。
写真はなんか可愛い。ムルターンのタイル。