70代主婦の糖尿病日記~付録として京都つれづれ~

高齢に達した70代主婦が糖尿病に!
悪戦苦闘の毎日を、京都四季折々と共に記します

ある透析患者の死について

2019-03-16 14:11:24 | 日記
今日は、2連発、ですよわよ。

最近、44歳の女性患者が、腎臓透析を中止して亡くなったという事故?か事件?がありましたね。
え、知らんの?

東京都福生市で(これ、ふっさ と読むのよ。私は関東に住んでいたので読めますが)、市民病院に他医院から来た透析患者の女性が、透析中止か、それとも首から管を入れて再会するか、決めなさい、と医師に勧められて、なぜか「中止します」と言ったらしい。中止=死 を意味します。

どうやら、この方、糖尿病患者だったらしいです。それももう透析でしか生きられないと言う、かなり重度の糖尿病で。

44歳という若さなのに、いたわしいことです。
多分、初期に糖尿病ということに気付かず、気付いたときには既に遅し。
腎臓の細い血管がもうダメになり=糖尿病腎症、と言いますが、、、透析しか生きられなくなっていたのでしょう。

なぜもっと早く。。。というのは酷でしょうね。だって若いし、誰も糖尿病などとは思わないでしょうし。3人ねお子さんを産んでいるので、本人は大丈夫と思っていたでしょうし。

あのね。腎臓が悪い人は、子供を産んではいけないの。
生むという事は、簡単ではなく、特に腎臓病の人は、妊娠腎になりますよ。
これは昔は、妊娠中毒といって、とても恐れられましたよ。

私も又、息子を産むときに 高血圧 になってしまいました。
どうやら腎臓が弱いらしいです。
産婦人科には、次の子は諦めなさい、と言われてしまいました。

ですから私は諦めました。なので子供は一人、です。

でこの患者さんは、シャントという血管の管がボロボロになり、この福生病院を紹介されてきたのです。
ところが、その第一日目にですよ! その日に、あっさりと「中止します」という書類にハンコを推してしまったのです。

ありゃまあ、ちょっと早まったんでは?とか私は思いますね。
もう少し、熟慮すべきでしたね。何でなんだろう?

首からの血管に管を通すことは出来たはずなのに・・・。
首から、というと誰でもありゃ~と思うでしょうが、私は昔、中心静脈に首から管を入れてました。
それを何日もやっておりました。辛そうですが、本人はそんなに苦しいわけじゃないんです。

で、で、ですよ。他にもやり方はあるんです。
そんなに即決する必要はないんです。
なので、中止して数日後、段々と尿毒症が酷くなり、息苦しくなるわけです。

で彼女はその時始めて
「あれ? 死ぬのって、こんなに苦しいのか・・・だったら、もう一度、中止を中止して(これって変な表現ですが)、再び苦しい生を生きてみたい」
と考えを変えますが、時既に遅し。
なぜか主治医に通じず、又悪いことにご主人はストレスで胃潰瘍になり、肝心なときに彼女の側には誰も居なかった・・・
彼女は亡くなりました。透析を中止して、僅か五日後でした・・・。

何だか、切ない哀しいハナシですね。

そしてこれ、病院が悪い、いや本人が承知していたんだから、いや医師を責めるのは・・・どうだこうだと今はメディアでうるさいです。

これは安楽死、ではありません。

いいですか、これは安楽死じゃないんです。
苦痛を緩和するということは、イコール=モルヒネ投与、ということなのです。

簡単に、死を選ぶのはやめましょう。
私は、クリスチャンとしても、神様から頂いた生は、全うしたいと思います。

そして・・・

簡単に、死を選ばせないで!
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糖新生!?

2019-03-16 13:51:36 | 日記
どうも最近は寒暖の差が激しく、自律神経の調節が著しく悪いワタクシは、毎日過ごすのがやっとという有様です

口内炎は良くなったり悪くなったりの繰り返しだし、花粉症も一応少しはいいものの、出かけるとまたまた悪くなり、頭はボーっと体はしんどい、眠い、だるいの繰り返し。そして今年は、
顔が痒くなる、のね~。ハーッ

ところで!

血糖値のハナシですよ

最近ですが、夕食後の血糖値がすこぶる良いんです。
あら、すこぶる、な~んて、若い人にはわからない言葉かも??
とにかく、値が良いの 嬉しいわぁ・・・と思うのも束の間。だーんと谷底に落ちるのが、翌朝。空腹時に血糖値を測ると、結構お腹がすいていると言うのに、なんと血糖値が

140~160ぐらいに上がっているんですよ。

ええっ、なぜなの、なぜなぜ

どうやらこれが、

糖新生

というやつらしいです。

これは厄介です。
この糖新生のシステムは難しすぎて、私には何が何だか分りません。
ただ分っていることと言えば、糖新生は動物が飢餓状態に陥ったときも何とか動けるために備わった、生きるためのシステムらしいのです。
糖質が欠乏しても、食事に寄らずに、体内で糖を作成してくれると言うのです。
それが

糖新生

ですから、少々の飢餓状態でも、主に肝臓で再生された糖が、脳にグリコースを持って行ってくれるありがたーいものナノデスが・・・

糖尿病患者にとっては、厄介なもの。
だってだって、何も食べていないのに、勝手に糖が増えるんですもの・・・とほほ、どうすればいいねんってことですわよ、あなた。

医師によれば、それには良い薬があると言います。
次回採血してそれを決めるといいますが、家で測ったら、毎朝の空腹時、明らかに血糖値が上がっています。
とにかく、糖尿病って一筋縄ではいかない、厄介な病いですわねっ
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