東大寺 南大門
東大寺 南大門
奈良県奈良市雑司町
東大寺は、東に在る大寺ということから、東大寺と名付けられました。
正面は五間、三戸、二重門の豪壮な入母屋造りで、高さは25メートルを超え、【大華厳寺】の扁額が掲げられています。
阿、吽(あ、うん)の金剛力士立像が左右に立ち、忿怒の念をたぎらせてます、
阿形~金剛力士立像
吽形~金剛力士立像~
創建当時の南大門は平安時代に台風によって倒壊し、一度は修繕されるも平安の終わり、1180年 治承4年、平家の南都焼打ちにより焼失し、1199年 正治元年に様々な人々の寄進を得て重源上人により再建されました。
東大寺 法華堂
法華堂は、東大寺の前身となった金鐘寺の遺構で、現存する東大寺最古の伽藍です。
日本で初めて法華経が講じられた建物で、内部は入母屋造りの礼堂(らいどう)と天平建築の寄棟造の本堂の二堂からなります。
これは、本尊の不空繭索観音像(ふくうけんじゃくかんのんぞう)が747年 天平19年に造立されたことに合わせ、建物も本堂に加えて礼堂が増築されたとされます。
法華堂は三月に行われる法華会にちなんで、三月堂とも呼ばれ、現在では、三月堂の名が一般的です。