大蔵幕府跡神奈川県鎌倉市雪ノ下 清泉小学校前治承四年(1180年)10月6日、石橋山の戦いで敗れ、海路 安房国(現在の千葉県南部)へ逃れた源頼朝は、安房の在地豪族、安西景益を召し、さらに上総、下総で、関東最大の兵力を誇る千葉常胤、上総広常を従えた源 頼朝は、総勢2万を超える大軍勢を率いて鎌倉入りしました。大蔵幕府跡は、頼朝が鎌倉入りして最初に御所を構えた大倉と呼ばれた地で、造営の奉行には、石橋山の戦いで頼朝と戦った大庭景親の兄、大庭景義が務めました。2に続きます。