世に有名な聖徳太子の~和をもって貴(とうと)し~
この一文は、日本初の憲法となった十七条憲法の第一条の序文の一節となります。
一に曰(いわ)く、
和をもって貴しとし、
逆らうことなきを宗とせよ。
人は皆、党(たむろ)あり。
また、達(さと)れる者少なし。
ここをもって、あるいは君父に従わず、また、隣里に違う(たがう)。
しかれども、上和らぎ、下睦びて、事を論う(あげつりう)に詣う(かなう)ときは、事理自から通ず。何事か成らざらん。
序文現代釈
また、達(さと)れる者少なし。
ここをもって、あるいは君父に従わず、また、隣里に違う(たがう)。
しかれども、上和らぎ、下睦びて、事を論う(あげつりう)に詣う(かなう)ときは、事理自から通ず。何事か成らざらん。
序文現代釈
和を大切にして、人と争わないようにしなさい〜
太子が推古帝の摂政として十七条憲法を制定したのは、1400年以上の遥か昔です。
太子が推古帝の摂政として十七条憲法を制定したのは、1400年以上の遥か昔です。
今にも武力侵攻しそうな大国の為政者に聞かせてやりたい序文ですね。