比叡山 延暦寺 法華総持院 東塔滋賀県大津市坂本本町伝教大師 最澄は、全国六ヶ所に日本を護る宝塔を建てる計画を建てました。東塔はその計画の核を成す塔で、本尊は大日如来で、塔の下層に安置され、上層には法華経1000部と、仏舎利が納められています。朱色の壮麗な東塔ですが、1571年 天正2年、織田信長による比叡山焼き討ちにより灰燼に帰し、塔と共に多くの僧らも殺されました。塔が再建されたのは、1980年 昭和55年になってからでした。