今日は午後から連休中に上げようと思う記事について、静岡市清水区、興津(おきつ)地区を巡りました。
二人の元老の足跡を調べました。
元老
元老とは〜功労のある長老または、
元老
元老とは〜功労のある長老または、
皇室から特別の待遇を賜り、国家の大事につき御下問を受けた影響力のある政治家。
とあります。
明治と昭和には、数々の国難に奔走した元老がおりました。
維新の大功労者、西郷隆盛からは三井の番頭さん…と揶揄され、その西郷と江戸無血開城の露払いをした山岡鉄舟からは維新の褌(ふんどし)担ぎと徹頭徹尾扱き下ろされた井上馨について。
もう一人公家の血を濃く引きながら、江戸、明治、大正、そして昭和と、4つの時代を逞しく生き抜き、明治以降の政界の助言者として君臨し、次代を担う政治家に、同じく公家の血を引く近衛文麿を長年目をかけていたものの、彼に失望した時、時すでに遅し、彼は大局を見ず太平洋戦争への扉を開けんとする日独伊三国同盟締結の片棒を担ぐ役割を果したことになり、日本が今日にまで色濃く遺す塗炭の苦しみを見ずに黄泉へ旅立った最後の元老〜西園寺公望について書き、連休中を目処に仕上げていきます。
その間には、歴史紀行関連もアップしようと考えています。
よろしくお願いいたします。