テーマNo.2 です。
本当に様々なタイプの曲を書くヴァレンシアですが、一番"彼らしい"のは?と聞かれたらやっぱりこれでしょう。 本人も事ある毎に"ヴァレンシアのスタイル"或いは"Valensian Song"と表現する、筋金入りの(笑)曲達です。
Scaraboushka (スカラブーシュカ) from「Gaia」
Thunderbolt (サンダーボルト) from「Kosmos」
Gantenbrink (ガンテンブリンク) from「VIII 」
Gabba Girl (ギャバ・ガール) from「Luna Luna」
Inshallah (インシャラー) from「The Blue Album」
Bonen Hood (ボーネン・フッド) from「The Blue Album」
Bombardon (ボンバードン) from「Valentine vs. Valensia」
(もしかしたら Mayke & Veronique と Electric Lady House も入れるべき? でもちょっと違う気がしたので、今回は独断でパス。)
シュールでエキセントリック。テクノ風だけどビルボード調。(笑) まるでびっくり箱のような転調に、シアトリカルなファルセット。SPARKSの影響が濃い…もしくは彼らとルーツが同じ、と思われる曲です。こういう曲を書けて歌えるアーティストってそうは居ないはず。
最近 The Darkness のジャスティン・ホーキンスが、SPARKSの"This Town Ain't Big Enough For Both Of Us "をカバーしましたが、それがもしイギリスで好評なら、ヴァレンシアも誰か英国民に大きく紹介してくれないかなあと真剣に思う今日この頃…。リリース済みのThe Blue Album の再評価に繋がってほしい。ジャスティンを誉める人には、是非ヴァレンシアも聴いてもらいたいです!(プロデューサーのロイ・トーマス・ベーカーはValensiaを知っているはずなんだけど…。)
ザ・ダークネスは興味深いバンドですね。彼らも散々けなされ叩かれた後の漸くの成功ですから、今後も活躍を続けてほしいと思っています。