くまさんの日記帳

日々のよしなしごとを綴ります。

大英博物館展 図録より 最終回

2008-09-22 | Knit Labo.
             

明日、熱海経由で東京へ戻ります。

この図録は大阪に置いてあるので、これが最終回。
十何年ぶりかで、見返してみましたが、
実物を見た記憶はほとんどありません。

最終回は、編み物のヒントになるというよりは、
私が面白いと思ったものです。

この河馬さんは、エジプト紀元前1900年頃のもの。
私、個人的には、最も可愛い形の河馬さんのように思えます。
目の出っ張り具合、お尻の丸み、手足の安定感etc…

             
同じくエジプト紀元前1500年頃の、魚の器。
ナイル河ではなじみのプルチという魚で、ガラス製です。

             
次は、水つながりということで、船です。
これもエジプトのものですが、紀元前2000年頃の木製が
よく残っていたものだと思います。
葬送船で、乗せているのはミイラです。
服喪者は白い衣装を着て頭髪を剃り落としています。


最後は、
アステカもしくはミシュテカ紀元前1500年頃の水晶の細工。
かなり印象の強いものです
ここに直接貼るのは抵抗があるので、こちらをどうぞ。

更にもう一枚。

最初の写真は高さ25mmの小さなものです。
木製の工具で彫られています。

二枚目の写真は、かなり精巧に彫られています。
宝石用の工具が使われており、
アステカがスペインに征服された後の物と思われるそうです。

これにて「大英博物館 図録より」は終了です。

東京の自宅に戻ったら、
季節はずれになってしまった、黒いサマーセーターを紹介します。



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