明日、熱海経由で東京へ戻ります。
この図録は大阪に置いてあるので、これが最終回。
十何年ぶりかで、見返してみましたが、
実物を見た記憶はほとんどありません。
最終回は、編み物のヒントになるというよりは、
私が面白いと思ったものです。
この河馬さんは、エジプト紀元前1900年頃のもの。
私、個人的には、最も可愛い形の河馬さんのように思えます。
目の出っ張り具合、お尻の丸み、手足の安定感etc…
同じくエジプト紀元前1500年頃の、魚の器。
ナイル河ではなじみのプルチという魚で、ガラス製です。
次は、水つながりということで、船です。
これもエジプトのものですが、紀元前2000年頃の木製が
よく残っていたものだと思います。
葬送船で、乗せているのはミイラです。
服喪者は白い衣装を着て頭髪を剃り落としています。
最後は、
アステカもしくはミシュテカ紀元前1500年頃の水晶の細工。
かなり印象の強いものです
ここに直接貼るのは抵抗があるので、
こちらをどうぞ。
更にもう一枚。
最初の写真は高さ25mmの小さなものです。
木製の工具で彫られています。
二枚目の写真は、かなり精巧に彫られています。
宝石用の工具が使われており、
アステカがスペインに征服された後の物と思われるそうです。
これにて「大英博物館 図録より」は終了です。
東京の自宅に戻ったら、
季節はずれになってしまった、黒いサマーセーターを紹介します。
ご来訪ありがとうございます。
これからもよろしくお願いいたします。