くまさんの日記帳

日々のよしなしごとを綴ります。

パリは暑くて…

2007-04-30 | おでかけ
4月21日旅行5日目。
パリ観光は、二日間のフリータイムです。
早起きの習慣が付いたので、朝食をゆっくりといただき、
徒歩で、エッフェル塔に向かいました。

 
開場まで15分ほど並び、第3展望台へ。
放射線状に走る道路と、扇形の街区を確認。
この扇形のお陰で、目的地が見えているにもかかわらず、
なかなか辿りつけない!という事が何度かありました。

この後は、凱旋門からシャンゼリゼ通り~オペラ座地区と
お決まりのコースです。

オペラ座前から、ホテルに戻るため、タクシー乗場に並びました。
ようやく順番が来て乗ろうとすると、いきなり老婦人が横入りです。
「私達が先よ!」と言おうとすると、障害者証明書らしき物を
提示されました。そういうことなら~快く微笑みながら、譲りました。
数分後、また一台。今度は、若いカップルが横入り!
「今度はだめよ!」と睨もうとすると、女性は大きなお腹です。
「わかりました!どうぞ!」思わず出た日本語。
三台目のタクシーに、ようやく乗り込みました。
ハンディを主張するのは、良い事だと思います。
でも、一言「メルスィ」と言って欲しかったかな…
と思ってしまうのは、お国柄の違い?

ホテルに荷物を置き、一息入れた後、オランジェリー美術館へ。
人気の美術館なので、また並ぶことを覚悟していたのですが、
幸運なことに、とても空いていました。
 
ルノワール「ピアノを弾く少女たち」と、モネの「睡蓮」の部屋。


パリ市庁舎とノートルダム寺院。
ノートルダム広場は、人で溢れていました。

慣れないサマータイムで、時間の感覚がずれています。
暑さと疲れで、シテ島に渡る橋の上のベンチに座り込みました。
橋の名は「アルコール橋」



ノルマンディー横断~パリへ

2007-04-28 | おでかけ
四日目は、城塞の街から、更に北東へ。
ノルマンディー橋を渡る頃から、車窓の風景は現代的になります。
工業地帯に、大きな港、このあたりの産業の中心地のようです。

画家モネの出身地でもある街 ル・アーブル。
     
ノルマンディー上陸で焼失した街が、戦後、コンクリートの街に
生まれ変わり、世界遺産となったそうです。戦争の跡形を残さなかった
のが、建築家オーギュスト・ペレのこだわりだったのでしょうか。

無機質な街を後に、バスはエトルタの断崖に向かいます。

手前の断崖の上で写したのが、トップの写真です。
安全柵や「危険!」なんて立札もありません。

 
茅葺きの家と、木の家。フランスっぽくない…。

バスの振動が誘眠剤になり、目覚めるとパリの入り口。

これこそ、セーヌ川です!

午前中、セーヌ川にかかるノルマンディー橋を渡った時は、
あまりにも川幅が広くて、イメージが違い過ぎました。


最後の二連泊は、サンジェルマン地区のホテルです。


サンマロの街角で

2007-04-27 | おでかけ
夕食までの時間に、サンマロの街を散歩しました。
まだ夕方の7時だというのに、ほとんどのお店は閉店です。

  
マリンテイストな洋服屋さんに、気になる前ボタンが二点。
紺のジャケットのボタンは、木製の輪と棒。
水色の方は、身頃と同素材のテープに、ぼたんが付いています。
ぼたんをはずした場面を想像すると…。


こちらのガラスケースには、ニットのエッグカバー。
黄色いのでひよこかな?でも、赤いとさかが付いている。
エッグスタンドも、とてもカラフル!

   お土産、ゲット

幻想的な青と、神秘的な奇観

2007-04-26 | おでかけ
4月19日 北フランスの旅 三日目。
シャルトル大聖堂は、見事なステンドグラスで有名です。

            
シャルトルの幻想的な青は、上手く撮れなかったので、
私の脳裏にしっかり焼き付けました。

こんなシンプルなステンドグラスも。

朝、一番乗りで、シャルトル大聖堂を見学した後、
バスは、モンサンミッシェルを目指して、ひた走ります。

途中、トイレ休憩のため、オートグリルに立ち寄りました。
        
美味しそうなパンやスイーツが、きれいに並んでいます。

やがて、一本道の向こうに、三角形のシルエットが現れました。

近づくにつれて、形がはっきり見えて来ます。

          
城壁の階段を、登り始めました。
眼下に、海と干潟が広がります。

岩山の下から荷物を運び上げるための、超大滑車。

修道院から要塞、さらには監獄として使われた、
数奇な運命を象徴する複雑な建造物は、重く心に残りました。


夕暮れの城塞都市サン・マロが、三日目の宿泊地。

お城と 畑と 宮殿と…

2007-04-25 | おでかけ
第二日目、先ずフォンテーヌブロー城。
早起きの甲斐あって、開場前に一番乗り。 


待ち時間に、誰もいない庭園を散策しました。


お城の中の、豪華なお宝や廊下。


お城を後に、今度は、田園の中のバルビゾン。
ミレーの「晩鐘」や「落ち穂拾い」の舞台です。


売り別荘の広告。お買い得なのか、高いのか?


バスの車窓が、真っ黄色になる、菜の花畑が続きます。

正午頃、ヴェルサイユ宮殿に到着。

ヨーロッパの観光客は、真夏ファッション。
日本やその近所の国々の人々は、長袖セーターにコート姿です。
北フランスは、寒い?と思いきや、真夏日のような暑さでした。


見上げれば、シャンデリア。

壁には、見覚えある悲劇の母子の絵画 。
映画「マリーアントワネット」で観たシーンを確認するように、
宮殿内を鑑賞しました。

最後は庭園です。

プティ・トリアノンまで行けなかったのが、心残り。
今度来れるときの楽しみに、取っておきます