今朝の秋 2023-08-09 06:56:01 | 日記 小走りに散歩の犬や今朝の秋季語 今朝の秋 立秋の傍題二十四節季の一つで八月七日か八日にあたる。古来この日がどう捉えられて来たかは、藤原敏行の「秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる」によく表れている。暑さのピークの中で迎える秋には、まだ秋の実感はない。しかし、繊細な神経があれば、そこここに秋の気配が忍び寄っていることに気づくであろう。なお、この日以後の暑さは残暑になり盛夏の暑さとは別の感覚になる。例句 そよりともせいで秋立つことかいの 鬼貫