秋簾 2023-09-05 15:56:27 | 日記 来客に裾をからげて秋簾季語 秋簾 簾名残の傍題 夏の間、日除けや座敷などの間仕切りとして用いられた簾、立秋が過ぎてなお西日よけなどのために吊っているのが秋簾である。その簾にも色褪せや汚れが目立つようになり、季節の推移を感じる。「簾名残」には簾そのものを通して、行く夏を惜しみ懐かしみを感じる。例句 ほつれさえ京の情緒や秋簾 岡崎登志子