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糸瓜の忌

2023-09-19 19:48:25 | 日記
球審の声軽ろやかに糸瓜の忌

季語 糸瓜忌 子規忌の傍題 九月十九日。正岡子規の忌日。慶応三年に現在の愛媛県松山市に生まれた子規は、明治十六年東京に遊学、以後東京に住んだ。日本新聞社に勤務しながら俳句、短歌、文章の革新運動を展開した。運動の基本的な方法は写生であった。明治二十九年からはカリエスが悪化して仰臥の状態になった。明治三十五年没。三十五歳 糸瓜咲て痰のつまりし仏かなは絶筆の句。
歳時記抜粋。子規は野球の普及にも熱心であった。

例句 糸瓜忌の紅茶に消ゆる角砂糖  秋元不死男