輝く街で

１２月１０日、水曜日。
午前６時３８分。
さっき、南の窓から見た時は晴れた空。
いま、北の窓から見た時は薄曇りの空です。


ふいに、お気に入りのビルまで行きたくなり
随分と遠回りの帰宅＆買い物をした。


流石、クリスマスまで２週間だけあり
大晦日(年末年始)まで３週間だけあり
街はウィークデーとはいえ賑わっていました。


タクシーに乗る人々、
千鳥足でヨタヨタと歩く男性
歩道に座り込み、メールに集中している女性
銭形のとっつぁんのようなファッションの老紳士
モテモテそうなオーラを漂わせ颯爽と夜の街を歩くお洒落な青年
大きなマフラー巻いて寒そうに横断歩道を渡る女性
バスを待つ人々
いろんな人がいました。


街は、明かりが煌々としていて
とても明るく賑やかではあるけど
何となく、街の端々に、僅かばかりの哀しみのような愛しさが
隠れているような気がさました。


僕は、車で通りすぎるだけだけど
信号を待ちながらそんな風景を眺めながら
お気に入りスポットを走りつつ帰りました。


クリスマスツリー、何本もありました。
数えていってみたのだけど、僕が見たのは全部で９本でした。
あともう一本見たかったなぁ。


クリスマスツリーの世界にも個性がありました。
ハイセンスなツリー、
あたたかみのあるツリー、
ライトが消えひっそりと立つツリー、
いろいろツリーにも個性があって見ていて楽しかったな。


ある種の一体感。
この時期の雰囲気は今しか楽しめないから
そんな街は好きです。^^


それにしても…千鳥足の男性
無事に家へ帰られただろうか？
飲酒によるハプニング…
何があるかわかりませんから、気を付けないとですよ。
飲みすぎには要注意です！m(_ _)m








『輝く街で』

人々は街に集い
トントンと、ノックする

Ｗｈｏ ａｒｅ ｙｏｕ？ノックしては
尋ねてる

自分自身に尋ねては
その名を呟き
街の中を、コートの襟を立たせ
身震いしながら歩いている

Ｗｈｏ ａｒｅ ｙｏｕ？

そうさ
僕は僕さ
他の誰でもない
それぞれがたった一つの個性を持った

灯りなのです







＊