Catch the words

from Shizuoka/name is "slide"

星降る世界

2014-12-27 | Weblog
12月27日、土曜日。
午前1時23分。
星空。


窓を開けて星空を見ると
冷たい空気がフワッと入ってきて
身を乗り出せばさらに冷たい空気に包まれるけど
あんまりに満天の星空で綺麗だから
空気が冷たいとか寒いとかは忘れて
眺めてしまうものですね?
すごく綺麗でした。


眺めていたら光が動いていたので
UFOだ!…と思ったけど
夜間飛行中の飛行機でした。
飛行機もまた綺麗だったなぁ。


星空を見上げる時、まず初めはオリオンを探します。
この季節はすぐ見つかって、ありがたいです。
そうしたら、すぐそばの一際明るい星を探します。
いつものように輝いていればいるほど
空気が澄んで綺麗なほど、嬉しくなります。


星の光は、意志があるかのように
僕らに語りかけるようにゆらゆらと揺れ輝いてますね?
やっぱり、星空は
音楽に似ている気がします。


年末恒例の音楽番組を楽しませて頂いたあと
星空を見ると、本当にそう思います。
色んな星座があるように
いろんな歌があって
いろんな個性があって
いろんな灯りがあるように思います。


冬から春へと季節が変わる頃
『ひと雨ごとに暖かくなる』
なんて言いますけど
1曲ごとに灯りがともる
そんな気がしました。^^


いろんな世界。
星も、ひとつひとつが
輝き方も、色も、大きさもちがい
そして、星座を構成して
それらが集まり星空となる。


僕ら私たち聴衆は
それぞれの光に感動して
感動から生まれる思いがあって
灯りがまた生まれ…
キャンドルの火を、隣の人のキャンドルに移していくような
そんなイメージがしました。


灯りをもらった僕らは
照らされた心を胸に秘め
そんな思いや愛情や音があるなら
この世界も捨てたものじゃない、
なんて素晴らしい、あたたかな世界だろうと
思うえますね?(*^_^*)


まるで、星空のような
優しさや強さが聴こえる。
時々、弱さもあっていいと
まるで、愛そのものの灯が言って
音楽そのものが
祈りを捧げているような。


やっぱり
この世界は捨てたものじゃない、
穏やかでも激しくてもいい
小さな灯でも、摩擦から生まれた火花でもいい
どれも愛のような気がしました。


愛は愛に反応する。
紡がれるものに
耳を澄まさずにいられない
空から星が降るように
あたたかな灯のような音がある。

僕ら私たちが住む場所は
そんな祈りのような思いがある限り
例えば厳しい風が吹いたとしても


音楽が生まれるところ
素晴らしき世界
ですね?














『星降る世界』

星降る夜には音がする
凍った星が
暖かな灯でとけて

降り注ぐ度に
夜空の中に
音楽が生まれる

耳を済ませば
深い祈りがある

幻だったとしても
幻だったとしてもいい
祈りは
ひとつひとつの星を辿って
星座を描き出す

きっと
星降る音を聴きたくて
この世界に生まれた

だから
君がいる
僕がいる
星は降る






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星ごとドレス

2014-12-26 | Weblog
12月26日、金曜日。
午後12時01分。
快晴。


いつもより暖かな日です。
きっと、今日も富士山が真っ白な姿で聳えているのだろうなぁ。
イブとクリスマス当日と
連日、富士山を観ることができて(チラリと)
とても綺麗でした。



あっという間にクリスマスがすぎ
慌ただしい年末の雰囲気になった気がします。
あんなにクリスマスカラーだったのがこの素早さ…
毎年、不思議な感じです。


今年は、クリスマスツリーなし
ケーキなし…のクリスマスでした。


チキンは、イブイブの夜に買ったものを食べ
シュトーレンは何日も前から、家族で少しずつ切り分けて食べて
昨日、完食したのだけど


ケーキは予約もせず
当日販売も買わず、ショートケーキさえ買わずの
もしかしたら、
初めてのクリスマスケーキのないクリスマスだったかもしれません。(>_<)


買わないなら手作りはどうか?
という発想も全く湧かず…(手作りする人って多いのかな?)
手作りクッキーさえ作ったことがない僕が
ケーキなんて作れるわけもなく…
作れる人を見ると尊敬してしまいます。


フルーチェと簡単にできるパンなら作ったことはあるけどね?
そういうのはまるきし駄目です。
でも、手作りのお菓子を食べる方なら
大大大好きです。


そういえば、かなり前の話だけれど
姉①がクリスマスケーキを一度、作ったことがあったなぁ。
『お姉ちゃん、スゴイね!』
…と、美味しそうなケーキを眺めていた記憶が甦ります。^^


姉②は、チーズケーキを何度か作っていたなぁ。
そちらの記憶も甦りました。^^


姉たち2人共、エライなぁ。
それにくらべ僕ときたら…ケーキはお店で買うものと思っているから
しょうもない僕。トホホ


こう書いていたら、いつか、
クリスマスケーキ(又は普通のケーキ)を手作りしてみたくなりました。
いつかね…f^_^;



そして、毎年お楽しみにのツリーとケーキはなかったけど
『クリスマスの約束』
という、小田和正さんの
こちらも毎年密かに楽しみにしている番組があるのだけど
今年も観られ良かったです。


ずっと前、真夜中にテレビをつけたらやっていて
毎年放送しているのだと知って
それから、年に一度のお楽しみです。
またこの季節になったのだなと思うことは幾つもあるけど
このクリスマスの夜の番組もまた、
そのひとつです。


みんなで音楽に向かって
いく空間
音楽に向かいながら
人に
人の心に向かっていく空間
本来、人はこうして日常でも暮らしていけたら


声や音は手に触れられないものだけど
次の瞬間にはなくなるものだけど
でも確実に、僕らの奥の奥まで行き着き
感情や気持ちや心持ちとかいうところを
揺らし、突き動かし
心いっぱいにさせるのだなと…


コンサートやライブ
展覧会や
映画、ドラマ、色んな作品
みんなそうなのだけど


いとも簡単に
心を、『こころ』にしてくれるのです。


人から作られた作品群に
食べ物にも
芸術にも
敬礼したくなります。(^-^ゞ


やっぱり、クリスマスは
ツリーもケーキもなくたっても
大好きな季節だなぁ。



さぁ、クリスマスのあとは年末モード…
帰省する人々、旅行に行く人々
仕事の人々も
安全第一で
くれぐれも気を付けて下さいね!














『星ごとドレス』

静かな夜にそばたてて
何年も何年も
クリスマスの夜は変わらない

思い出も未来も
今この瞬間の中に全てある
神も仏も心の中に
君も僕もこの時代の中に

少しずつ食べたシュトーレン
一週間後には大好きなお雑煮
富士山は真っ白なドレス

世界中
星ごと僕らは
2014年を一緒に
数えてる







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街角のクリスマス

2014-12-25 | Weblog
12月25日、木曜日。
午前0時57分。
満天の星空。


クリスマスです。
世界中に誕生日のお祝いをしてもらうなんて
スゴイなぁ…と毎年思う
今日はクリスマス。


朝起きたら
靴下の中に何が入っているかな?
子供たち、今頃夢の中で
きっとワクワクしてるね。^^


イブであった昨日は、姪っ子たちへのプレゼントを買いに
専門店が沢山入ったショッピングモールへ行ったのだけど
なかなか決められなくてね…(>_<)
2時間半、あっちの店こっちの店と移動しては悩み
やっと買ってきました。
でもその間、クリスマスの雰囲気を楽しめました。


毎年、クリスマスは教会ですごしたくなります。
お仏壇で手を毎日合わす家だけれど
世間は家族や仲間、恋人とすごすことが当たり前の如く風潮なのに
教会に行きたくて
わざわざ遠回りして教会の前を通ったりします。
まるでへんな人です。(まるででなく確かにだ)


で、昨日も買い物のついでと称して
叔父夫妻が結婚式を挙げた教会前まで行ってきました。^_^;


これから礼拝?が始まるところだったのかな。
いつもは閉まっている扉が開いていて(!)
あたたかな灯りが中からもれていました。


その一瞬の風景に感動しながら買い物へ行き
帰りも通ってみると
扉はいつものように閉まっていたけど


でも、扉の向こうは、さっきと同じく
あたたかな灯りでいっぱいで
平和でもあり
幸せを色にしたかのように染まっていました。


扉が開いていた時は
『フランダースの犬』の風景のようでした。
主人公のネロ(だっけ?)が教会のいつもは観られない絵を
観ることができた瞬間のシーンがふと甦ります。
ルーベンスの絵だったかな?


いつもは閉まっている扉が開いていた風景は
フランダースの犬の絵を
ふと思い出すのでした。


偶然って嬉しいですね?
テレビで大浦天主堂を観ることがができたし(ステンドグラスが美しい!)
教会の開いた扉を観たあと
古く小さな仕立屋さんの店先に
小さく素朴なクリスマスツリーを見つけて(豪華なツリーよりステキ)
居酒屋さんでは、シマシマ模様のセーターのおじさんが笑っていて
ラジオでは、パンクなクリスマスソングが流れ
夜には、しっとりしたクリスマスソングも聴けました。(テレビ)


家族で、シュトーレンや
レモン&ローズマリーソースのチキンを分け合っていただけたし


だから、昨日のイブは
僕にとって
感動してばかりの日でした。


みんな、それぞれに
ステキなクリスマスでありますように。
…と、星に願いつつ
お風呂いって温まってきます!


Merry Christmas!o(^-^)o
















『街角のクリスマス』

店の壁に掛かった写真
心の中に針が落ち
回り始めたメロディー
偶然が連れてきたイマジン

夜になると星が光る
どこからか
もろびとこぞりて
扉は開く

Happy Christmas

扉の向こうを
愛に溢れ女神は歌う
そして、もろびとこぞりて
みんな天使
僕の天使






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純真な光に

2014-12-24 | Weblog
12月24日、水曜日。
午前8時19分。
青空に眩しい太陽がいます。


今日も寒いですね?
昨日は、祝日だったから休みの人たちが多かったのかな?
イブの前日だからか、クリスマスプレゼントの袋を持った人や
選んでいる人を何人も見掛けました。
今日は、プレゼント、喜んでくれるか
楽しみなのだろうな。^^


最近は、『イブイブ』という言葉もあるのかな?
クリスマスイブ文化がもっともっと進化して盛り上がっていったら
そのうち、『イブイブイブ』までできちゃうのではないかな?(゜ロ゜;


イブ文化はどんな心理をつくり、どこに行き着くのか?
…なんて思ってしまった仕事中。(←仕事に集中しなさい)


クリスマスイブは子供の頃から大好きなので
イブのイブである昨晩は
遠回りして街をチラッと眺めに行ってみたのだけど…


寒いから人が少ないのか
イブイブだから盛り上がっていないのか
僕の行く時間が遅すぎるのか
人も車も少なく
あまりクリスマスカラーは見当たらず…


そうだよね、本番は今日だもんね?
寒いもんね?
消費税あがって家計を考えたら
家で楽しんだ方が経済的だもんね?
本来は、家で、教会で
イプを送るのだもんね?


…なんて思い、クリスマスイブ商戦について
少子化とイブ文化の関係&効果を
真面目に考えてしまった運転中。(←色気も何もない)


そんなことを考えたあと
寒いのにスゴク短い丈のスカートをはいたお姉さんに気をとられ
信号無視してしまいました。(ノ_<)


あんなに超ミニで
あんなに薄いストッキングじゃ体冷やしてしまうな。
女の子は、体は温めておかないといけないよ、なんてね
田舎の、おじいちゃんおばあちゃんのようなことを思ってしまいました。(>_<)
僕ってやっぱり、
KYなうえ野暮天だな。


でも、イプなのだからいいか。
みんな思い思いのイプを送って
ステキな時間をすごしてほしいなと、街を横切りながら思いました。^^


大事なのは、愛ってなんだろう?
と、考えたり
あちこちに、そこかしこにある
ささやかな愛に気付くこと。(書くと恥ずかしいな)


やっぱり、イプの雰囲気は
大好きです。
教会、きっとステキだろうな。^^


今日は休みなので
先週は甥っ子のプレゼントしか買えなかったので
今日は、姪っ子のプレゼントを買いにいってこようと思います。
何がいいかな、女の子のほしいもの…
可愛いもの、あると良いな。


ケーキは買おうか買わまいか悩み中です。
予約なしで買えるかな?
祖母がケーキが好きだから…
普通のケーキでもいいから買おうかな?


イプ当日、プレゼントもまだ買ってないし
ケーキもないし、ツリーも出してないけど

でも、大好きな
クリスマスイブです。













『純真な光に』

めこぼすことなかれ
目覚めた時の光の色を
塞いだ手を退けて

もうひとつの目で
見るんだよ
ささやかな愛を
メシアが見せてくれるから

その道も愛も
キャンドルの灯に
照らされるから

静かで力強く燃える灯りを
見るんだよ
合わせた手を純真な星空で
祈るんだよ







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冬の更紗

2014-12-23 | Weblog
12月23日、火曜日。
午前5時47分。
あ…見るの忘れてしまいました。(>_<)
とりあえず、昨晩22時すぎに観た時は
最高の星空でした。
だから、きっと今も満天の星空じゃないかなぁ?


昨晩は、いつもと同じ帰り道に見上げた空は
姉の家のワンちゃんのことが
泣いていた姪っ子のことが
姪っ子の肩を抱きポンポンしている母のことが
我が家のワンちゃんのことを
思い出し


いつもと同じ場所の空なのだけど
いつもよりセツナク輝いているように見えました。
ワンちゃん、空で幸せに…の空でした。
そして、泣いていた彼女らが
哀しみを乗り越えてくれますように
そう願う、空でした。



…と書いていたら眠ってしまいまして(ノ_<)
今、窓の外は青空です。この時間差、すみません!m(_ _)m



そして昨晩は
ワンちゃんのこと、
仕事の疲れをとるにはちょうど良い
冬至の夜にはお馴染み
柚子湯のお風呂でした。
すごく気持ち良い、癒され柚子湯でした。^^


柚子は、前から買ってあって、台所の片隅で
まんまるく可愛いフォルムとキュートなカラーで置かれてあったのは知っていたので
ずっと楽しみでした。


柚子は10個。
プカプカと湯船に浮かんで
まんまるなお月様のようではないか…の柚子のお風呂、冬至の夜でした。


いや、正確には
僕がお風呂に入れるのは時間的にどうしても
日付変更線は大分すぎてしまうので
冬至の日に入る柚子湯ではなかったのですけどね?(←気付いた時少々ショック)


南瓜は、冬至の日にしっかり食べました。
ギリギリセーフな感じに近かったけど
南瓜、美味しかったです。(姪も大好きな母の味)


柚子湯に南瓜
冬至の日もまた
恵比寿講のように楽しみな日です。
大好きなおさくらご飯には、かなわないけどね?











『冬の更紗』

万物の創造主が
街を、灯りを、川を、海を私たちを
見守って

破壊神を睨み付け
大きな、大きな空で
僕たちを見守って

天地を繋ぐ
月のような絹の糸で作った
太陽のような更沙の衣で作った

生きてるものも
死んだものも
安らかでいられるように
見守って

いるのだと思ったのは
柚子湯の夜の
眠りに入る冬の束の間






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