日々の泡

こころに浮かんでは消え、消えては浮かぶ
日常のありふれた風景をスケッチ

さようなら

2016-03-09 10:14:55 | 言葉
谷川俊太郎作

なんて透き通っていて美しい詩なんだろう。
「星の王子様」か「宮沢賢治」にも通じる世界。

平田オリザ原案の「さようなら」という映画を見た。
ずいぶん「演劇的」な作品だ、と思ったら、舞台で上演していた作品らしい。(こちらは、どんなだったのかな?)
で、ワタシふと気づいてしまった。自分は、なにをもって「演劇的である。」とか感じるのだろう、と。まったく感覚的でしかないのに。ベルイマンの「秋のソナタ」とか。。。(これは、宿題!w)

この映画のすべては、谷川俊太郎作「さようなら」という詩に凝縮されているのではないか?
すごい、すごすぎる。
詩を読む機会は、正直あまり、ない。
あの、選び抜かれた言葉たちは、こんなにも深い広い世界を内包していたのだろうか。

「観察映画」を見るとわかりやすいのだけれど、芸術作品というものは、作り手と、受け手があってはじめて完成するのだ、ということがよくわかる。個人の想像力とか、共感力がとても必要とされているのだ。

アンドロイドが朗読した「さようなら」。一晩たっても、ワタシの心を鷲掴みにしている(笑)

最新の画像もっと見る

コメントを投稿