映画「はるねこ」渋谷ユーロスペースにて、初日を観てきました。
上映前、初日挨拶。子役が一番しっかり挨拶してました!(笑)
もう、ほんと不思議な気分ですよ、子供の時から知っている子が映画監督になるなんて。
しかも、劇場公開作品として上映されるし、共同プロデューサーの名前を聞いてひっくりかえりそう、だし(笑)ともかく、よかった!!!
試写会は欠席したので、完成した作品を観るのははじめて・・・・
人は、同じものを見ているようでも、見えている景色はそれぞれに違う。
監督、甫木元空と、ワタシは似たような景色が見えていたのかもしれない。だから、引き寄せられるように出会えたのかもしれないと思えた。そのことがうれしかった、とても不思議なことだけど。空の、お父さんとも、お母さんとも!!あの世界は、ワタシにはとてもなじみやすい世界で、ちょっぴり怖くもあり、切なくてなつかしくて、胸がしめつけられたり・・・でも、とても美しいと思う。宮沢賢治の遺伝子を受け継いでる?ラストは・・・ラストは・・・そんな未来が訪れませんように。。。祈るような気持ちがこみ上げてきました。
みんなに受け入れられる作品ではないかもしれません。でも、確実に新しい映画です。今までの映画のように鑑賞しようとすると、きっと戸惑うに違いありません(笑・ワタシも途中で気づいた。)ただ、漂うのがよいと思います。世界と音に身を委ねて。
あと何回でも観たい作品です!!こんな映画、きっと誰も観たことがなかったに違いありません。映画の現場に思いもかけず関わる事の出来た最初の作品が「はるねこ」甫木元組だったなんて。。。。本当にうれしくてたまりません。監督自身が、劇中歌をつくり、自ら歌っている、というのもとても珍しいのではないかな。上映後に毎回イベントが企画されていて、本人の生ライブも行われています!これは必聴です★
「はるねこ」@ユーロスペース 大阪、京都、名古屋あたりは上映が決定しているようです。自信を持っておすすめします。お近くの方は、是非足をお運びくださ〜い。