日々の泡

こころに浮かんでは消え、消えては浮かぶ
日常のありふれた風景をスケッチ

青天の霹靂で?シンクロ?

2014-05-31 22:33:34 | 日々
ナンダカ、あの映画「青天の霹靂」を観て、
ワタシも雷にうたれてしまったみたい?なんて説明していいのかわからないけど・・・・
とにかく、今までの感じ方と全然違う感じ方が自分のなかにうまれてきて・・・・
おととしくらいから、気になって「ずーっと」考え続けていることに、なんだかものすごく近づけた気がするなあ、と思っていたら
今日は、行くとこ行くとこで、びっくりするようなシンクロ。
最後のだめ押しは、家に帰って何気なく開いたインターネットのページ。
・・・ということで、明日は映画の日でもありますので、ずーっと頭からはなれなかったタイトルの映画を急遽。。。
なんかわかるかなあ。確信するかなあ。
あ、その前に、朝は早起きして、町内の草取りに参加せねば。朝でも暑いかな・・・
やっぱり、5月ってなんか特別なんだなワタシにとって。

なんで?

2014-05-30 10:09:56 | 日々
昨日レッスンの合間の雑談で(休憩中よ)、新しくオープンする(鶴岡)加茂水族館の話題になった。
実は、あの名物館長である村上さんは、ワタシの友人のお父上なのである。一度しかお会いしたことはないが、TVなどから伝わるあのままの、とても魅力的なお方。山形に、ああいう人がたくさん増えればいいのに!!って思うような。驚くべき話を聞いた。その村上さんが、館長を退任する、と。嘘でしょ?あんなに情熱を持って仕事をしてて。。。水族館があんなに注目されるようになったのも、村上さんの人柄によるもの、と言ったって過言ではないと・・・・なぜ?健康状態に問題でも?ワタシは真偽を確かめるべくネットで検索。結果こんな記事が。
来年3月勇退
勇退?!市開発公社って??!!
知らなかったけど、水族館が倒産の危機にあった時、(村上さん個人で)自宅を担保にしてたって。どれだけ真剣で、覚悟を持っていたかわかりますよね。そんなことができる人間がたくさんいますか。そういう覚悟こそが、逆転の奇蹟をうむことができるんです。ワタシはそういう人を尊敬してやみません。
村上さんの活躍を素直に認められない人たちがいたのでしょうか、山形(鶴岡)に。山形には「あがすけ」(目立ちたがり:あまりいい意味では使われない)って言葉があるんです。何かを変えようとすることや、新しいことに取り組んだりすることに対しては、あまり好意的に受け取られない事も多いですね~。無難に、目立たないようにしていた方が、田舎では暮らしやすい、って、ね(苦笑)
鶴岡では、文化施設建設の問題も今朝の新聞に載っていました。根っこは同じような気がします。いくら立派な建築物を、世界的に著名な建築家が建てたところで、まったく意味のないことだと思います。音楽を聴いたり、お芝居を観に足を運んだことのない人ほど、文化ホールの外観だとか、有名人の関与にこだわりを持つのでしょうね。ハードばかりにこだわって、まったく中身(ソフト)のない建築物展覧会は、むしろ痛々しく滑稽に映るだろうと思いますが。建てれば終わり、って話ではないことを想像していかないと大変なことになると思います。加茂水族館はそれこそ倒産の危機に瀕してた老朽して、見栄えでいえばボロボロの小さな田舎の水族館にすぎなかったはず。それが人の努力や情熱で生まれ変わることができた。そのことこそが、大事にしていかなければいけない事実。後任がどなたになるのかわかりませんし、興味もありませんが、心を失ってしまえば、外側がどれほど立派なものであっても、いずれ人々は離れていってしまうと思うのです。

行っちゃいました。

2014-05-28 15:35:17 | 映画・音楽
  
「青天の霹靂」タイトルがいいですよね~。期待してたより、ずっとずっとよい作品でした。(なんて書くのは失礼だな。)
見終わって、とても幸せなあったかい気分になれる映画っていいです。たぶん、(本職の)映画監督とかは、こういう映画とらないと思う・・こういう撮り方はしないだろう?できない?っていうか。(とてもこわいし・・・ワタシの勝手な感じ方だけど、それが許される監督って一握りの限られた人・・のような)それくらい直球、シンプル。異業種の人が初監督です!の逆転の幸運じゃないのかな(わかんないけど。)北野たけし監督が言ってた。芸人が映画を撮る、ってことがいかに大変だったかって。北野監督が道を開いてくれたから、自分もいつかは映画を撮りたいっていう目標を持てた、って劇団ひとりもきっかけとして言っていますね。とにかく、素直~に表現して作ってるこの作品を、素直~に感動して泣きながら観ることのできてる自分にうれしかった自分(笑)
なんといっても、大泉洋は凄い!!のひと言なんだけど・・・それをキャスティングする劇団ひとりも、やはり凄いってことだよね~。
大泉洋のなかに、ちゃんと春男要素が存在するのがわかっていたのでしょう。柴咲コウもヨカッタ。出演者同士が仲がよいのって、観てても感じるものですよね。信頼関係ができてるのか、そうでないのかって。作品によって仲良くしちゃいけないのもあるけど、今回は、劇団ひとりの作品をみんなで作り上げていった、っていう感じなんでしょうね、いいな~そういうの!(笑)
最近は、以前はまったく興味の湧かなかったものになぜか興味を持つようになったり、周囲の人が面白いタイミングでワタシを未知の世界(?!)に導いてくれたり、なんだかそういう時期なんでしょうね。ワタシはどこへいくんだろう?(笑)楽しみだす!

仕上げ?

2014-05-27 09:45:49 | 日々
おはようございます。六魂祭も無事におわりましたね~
そして5月もいよいよ残り少なくなってきました。
なぜそう5月にこだわっているのか(笑)・・・それは、5月って、一年の中で一番、といってもいい、よい季節ではありません?
さわやかに暖かく、新緑がきれいで。。。(そして、出会いに恵まれる時期!よい作品とかね。今年は、フロレンシアの音楽に会えたこと!)
ここで頑張っておかないとね~!!!
いまとりあえず、仕上げ?たいことが自分の中にあるので(けっこう暗いトンネル)。
・・・カラダ、重いです。ちょっと疲れが・・・・。でもなんかなつかしい疲れだ(笑)って感じがして、考えたら18歳の時の頃だ~!!(朝起きると、いつもこんな感じだったってw)これはうれしい!!!だってかなり昔の話だよ。それなのに、同じような気持ちに帰れるって、凄いよね???(あれ)

先週末もうれしいことが。東京に住んでいた時、友人の子供のベビーシッターを時々していた。その子が映画の道を志すようになり、学生映画祭で準グランプリを獲得!!ワタシも短編の作品とか、予告編を観せてもらっていて、、、もちろん多少の身内感覚は排除できないにしても、ワタシは既に、彼の作品のファン。厳しい厳しい世界のなか、なんとか頑張って!と応援してる。とりあえずのスタート、にしか過ぎないかもしれないけど、ゲスト審査員のコメントとかメールでおしえてもらって、「よしっ!!頑張れ!!!」って感じ。とにかくうれしい。自分も頑張らなくては、と励みになる。sora

5月中に、「青天の霹靂」観にいくかな。HTB作品、ナックス、を観過ぎてしまったワタシ(マサカ、自分でもこんなことになるとは・・・・)どんな感想を持つ事になるんだろう?!と、なんだか変な期待感。
畑の野菜の生育も順調!!!もちろん、レッスン頑張る。

分断

2014-05-21 13:26:47 | 社会
美味しんぼ、問題について。

山形は震災当初、福島からのたくさん避難者を受け入れていました。
3年経った現在、その数はぐーんと減りました。
福島に戻られた方も多いです。
でも、戻られた方すべてが、決して自らがすすんで、というわけではないのです。いろいろな事情によるもの。

避難生活がはじまって間もなくの頃から、被災者間での悲しい分断(された)ははじまっていたのです。

避難されている方というのは全く自分たちに落ち度がないにもかかわらず、避難すれば避難先ではどうしても肩身のせまい思いをするものです。
今回は、山形が受け入れるかたち、でしたが、それはいつ、反対の立場になるかもしれないのです。そういうこと(自分がもし逆の立場だったら?)をもっと想像して、役所も、社協も対応してあげればいいのに、という場面はよく目にしました。(けど、なにも出来ないワタシ)

分断。当初から、被災者の心を傷つける大きな要素になっている、と感じていました。国が避難区域に指定した土地の被災者と、自主避難を決断した被災者の間で。もともと原発を受け入れたかわりに税の優遇措置などを受けていた土地と、原発立地ばかりを受け入れることになった原発マネーの恩恵区域外の土地に住んでいた人との間で。原発から半径何キロ以内・・・などと境界線を円で囲んでいる地図を見るたびに、馬鹿バカしい、と・・・・(ワタシは思う。放射性物質はこの円のとおりに拡散するの?!)
こういうことに境界線は存在しますか・・・・・
今回の美味しんぼの件で、福島の憤りの声「せっかく生活が落ち着いてきて、やっと前をむこうとしている時になんでこんなことを」・・・と怒りの声をあげているのは(新聞やニュースで伝えられている)よくみるとほとんどが、70代以上の住民だったりしていませんか。
忘れられないことがあります。自分になにか出来る事はないのか、と避難所にいった折、知りあったご家族がいました。東北はまだ、何世代かが同居している家族も多いです。おじいちゃん、の話。「孫がいるから、娘夫婦と一緒に避難してきたんだ。だけど、近所の人で福島に残っている人もいて、なんでおまえのとこは(国が大丈夫って言ってるのに)帰ってこないんだ、と言われる。俺たちはいいけど、孫はまだ小さいから、影響も心配だから戻りたくないけど、そういうことも言いづらいし、どうしたらいいか困ってる。」と。
国は、この、声にならない、声にすることの出来ない大多数の弱い人たちの声をすくいあげることこそが仕事なのに、むきになって大声で、自分たちの都合ばかりを押し通そうとする。除染したから安心だなんて、子どものいる親なら誰が鵜呑みにできますか。でも、いろんな理由で、そこに住むしか道がないのなら、望まなくても運命として受け入れることしかできないじゃないですか。住む以上は、言いたい言葉だって飲み込んで心に鍵をかけるしかないじゃないですか。
国の政策の失敗であるのに反省するどころか、再稼働のことしか頭になく、同じ被害者同士を分断して問題の本質から目をそらそうとしている。
なによりも悲しいのは、この問題が起きても、3年という時間が人によって全然違うものになってしまっているだろうこと。あの時から、まったく時がとまったまま、の人たちのこと・・・・。ワタシは決して忘れないようにしよう。