投資家の目線

投資家の目線152(プロ野球巨人戦の視聴率)

 本年4月の巨人戦ナイトゲームの視聴率は10.4%と過去最低を更新した(2008/5/1日刊スポーツ)。昨年のレギュラー戦、交流戦の最高視聴率は4月のNHKの阪神戦の14.9%だったが、ほぼ同じ状況で今年は13.8%である。このことを見ても視聴率の低下を感じる。これでは球団を保有しても広告効果が少ないのではないだろうか。
 土日のデーゲームは、その時間帯としては視聴率が高い。しかし、視聴者層が中高年の男性に偏っているとされており、最近では一部で「シルバータイム」なる呼び方もされ始めたほどだ。しかも、テレビ朝日の君和田社長が4月22日の会見で(巨人戦の中継に)「スポンサーがつきにくくなっている。今後の成績次第で番組変更も」(2008/4/23日刊スポーツ)と発言するまでになっている。
 球団保有企業の株主は球団保有の経済効果を経営者に再確認してもよいのではないか。
----------------------------------------------------------------------
・5月2日の日経MJに「ヤマダ電機、急拡大ゆえに「ひずみ」、成長持続へ道筋探る、労働環境休日増やし改善。」という記事があった。同社の今までの戦略の路線修正を感じさせる内容だ。それはそれとして、埼玉県の川口駅前や春日部駅前にLABIを開店しないかな。
・5月9日の日本経済新聞にこんな記事が。
「仕組み債の時価に困惑―NJK副社長谷村仁氏(決算トーク)」
 同社の余剰資金で投資していた仕組み債の時価が急落したそうだ。「時価会計にも問題があるんじゃないか」と納得しきれないようだが、その考え方は間違いだと思う。利回りはよかったのだろうが、余剰資金で投資するのに仕組み債はリスクが大きすぎただけではないか?もっとも余剰資金は還元したほうが株主に喜ばれるだろうに・・・。株主が問題視してもよい話題だ。

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「テレビ」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事