都心に近い勤務先周辺でも、昨年暮れに牛丼店や居酒屋が閉店した。昼食時にホットドッグなどを提供していた店は、採算が合わなかったのか、それとも人繰りがつかなかったのか夜だけの営業になった。周辺に住宅街のない都心付近は単価の低いパート労働者の採用は難しくなったように見える。一方、遠くからの通勤者で対応しようとすれば交通費がかかり、低コスト労働力とは言えなくなる。富裕層の多い都心に貧民街を隣接させれば労働・通勤のコストの問題は解決するが、近所に貧民街ができるのを富裕層は受け入れないだろう。
先の牛丼店は別の食べ物屋になるようだが、オープニングスタッフ募集の広告には、外国人大歓迎の文字があった。外国人が多い街でないのに、意味があるのだろうか?外食産業の労働力不足の問題は外国人労働者導入で解決するほど簡単な問題ではないと思う。
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