投資家の目線

投資家の目線134(価格値上げとPB商品)

 1月から食品類を中心に商品の値上げが見られる。一方、大手スーパーを中心にプライベート・ブランド(PB)商品を拡充し、商品価格を抑えようとしている。賃金が伸び悩む中で、PB商品のような低価格商品を選択するのは合理的な消費行動である。以前メーカーの人に、ある商品のナショナルブランドとPBとのコスト差は広告費だと聞いたことがある。今まで日本では、それほどPB商品が一般化しなかったが、今回はPB商品のシェア拡大のいい機会と思うが・・・。
 PB商品は生活雑貨だけではない。昨年11月、イオンは経営再建中の三洋電機と協働で、PB家電を開発すると発表した。また、ビックカメラはエディオンのPB家電を販売することになった。ケーズデンキは米国ベストバイのPB商品を販売するそうだ。
 今年1月2日の朝鮮日報日本語電子版によれば、大韓民国でもEマートがPB商品に力を入れるという。ウォルマートやテスコは自社ブランドが売上の40%~50%に達するというが、日韓ではどの程度まで行けるだろうか。

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・昨年のNHK紅白歌合戦の視聴率は第1部32.8%、第2部39.5%(ビデオリサーチ 関東地区)、第2部は下から数えて過去2番目と伝えられている。視聴率は下げ止まったともいえるが、受信料を徴収するNHKは娯楽番組を放送する必要性があるのだろうかと改めて思う。昨年末から正月にかけて、流していたのはほとんどAmerican Forces Networkだった。ある英語スクールでは、言葉を習得する幼い時期から英語をスタートすることを勧めている。幼い子を抱えている家庭は、1日中American Forces Networkを流すのもよいのではないか?
・米国では、新聞の発行部数が急落し、新聞社の株価も低迷しているようです。
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