投資家の目線

投資家の目線282(日本周辺)

 11月2日、クローリー米国務次官補が北方領土での日本の主権を認める発言をしたという。

 1951年9月のサンフランシスコ会議で、当時の吉田首相とダレス米代表が国後、択捉は千島に属していると発言した。

論戦ハイライト 日ロ領土問題  2011/11/6 しんぶん赤旗
笠井氏 「従来の方針転換を」
前原外相「政府の見解踏襲」

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik10/2010-11-06/2010110602_01_1.html

 外務省出身の作家佐藤優氏が、外務省出身で後に衆議院議員となった松本俊一氏の「モスクワにかける虹」(1966年 朝日新聞社)で、日本は二島返還で日ソ平和条約を結ぼうとしていたが、アレン・ダレス(ジョン・フォスター・ダレスの間違い?)国務長官がロンドン会談で重光葵外相に対し、四島返還でなければアメリカ合衆国は沖縄を返さないと恫喝したという(2010/10/6 佐藤優・鈴木宗男 緊急シンャWウム「検察と外交、何が問題か?佐藤優・鈴木宗男 生激白!」)(国家元首であるパキスタンのムシャラフ大統領が、米国務副長官にすぎないアーミテージ氏に「石器時代の戻る覚悟もしておけ」(2006/9/21時事)と恫喝されたことを思い出す)。
次の記事も同様のことを書いている。

田中良紹の「国会探検」 北方領土とアメリカ 2010/11/3

http://www.the-journal.jp/contents/kokkai/2010/11/post_237.html

 東アジアは、またプチ冷戦時代に逆戻り?ロッキード・マーチン社のような株を買ったほうがいいということか?
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・11/3のニコニコ動画に質問に答えますという形で小沢一郎元民主党代表が出演した。見始めてちょっとでプレミアム会員の増加で退席させられた。残念。

・次のWSJの記事を見ると、米国でも現行の辺野古基地建設は難しいと考えているようだ。

沖縄の選択:基地反対論は収まらず―知事選まで1カ月 WSJ日本語版 2010年 11月 2日 9:24 JST

http://jp.wsj.com/Japan/Politics/node_143018
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