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鋼の錬金術師 「神を呑みこみし者」

2010-06-13 | 鋼の錬金術師
アメストリス国民全員の命を使い、天の扉から強大な力を引き出したお父様。彼はそれを「神の力」と呼んだ。すべてが絶望的になったと思われたその時、ホーエンハイムの仕掛けた錬成陣が発動し……。一方、別の場所で戦うスカーとブラッドレイの戦闘も今まさに決着がつこうとしていた。(公式サイトより)



作者は原作(ガンガン本誌)を読んでいる為、今回より原作と連動させつつ感想を書きます。それは嫌よという方はBack等でお戻りください




ここへきて何度も言われている展開ハエー病が再発。
神を呑みこみし者=最強という設定を持ち出す以上、その最強の畏怖感、圧倒的戦力差による敗北感や絶望感をいかんなく発揮する原作展開に準拠してほしかった。
しかもタイトルになっているわけだし。
この表現だけでAパート全部使ってもいいんでねぇのというのが作者の感想です。
さらに言うならあのセリフとあの表現を入れることによってこのシーンが活きる・・・はい、ストップ。



そしてあの鼓動、原作だとホムンクルス(お父様)が登場するたびにキチンとコマに書かれているんですよね。
そして逆転の陣発動の瞬間に大きく躍動するというあの表現がすごかっただけに残念。


とはいえ、ホーエンハイムの今回のカッコよさは異常!!
あの逆転の錬成陣発動のセリフのしびれるカッコよさ!!
(正確には違うと思いますが)愛する妻を捨て、息子たちから罵られ、一人孤高の旅を続けてきた男の生き様ここにあり。
そして得られた息子からの信頼、こういう親子関係って素敵ですね。


今回うまかったのは子供の使い方。
「先に行くよ、ホーエンハイム。」の物悲しさ、それと対比するように生まれる赤ん坊の泣き声とここら辺は鳥肌立ちっぱなし。
あと、キンブリーがいい味出してますね


そして次回、あのシーンが。
あと、3話って最後出てたけどこのスピードだとあと2話で終わりそう・・・。
最後は個人的な希望的観測によるオリジナル展開持ってきてくれるのかなぁ?





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