北の窓から(芦田っち)

PC関連と私的雑感のブログ。
2015年7月10日、カッコ内に名前を加えました。昔の友だちに気付いてほしくて・・・

Windows 10 [82] : 時代遅れなシステム修復ディスクの作成

2016-11-19 16:37:16 | Windows 10
Windows 10 は最新のセキュリティ機能を有する Windows。
ところが「システム修復ディスクの作成」に関しては時代遅れ。

  というのも、書き込みメディアが CD/DVD ドライブに限定されるからだ。
  USB フラッシュメモリーには書き込めない・・・

最新OSといえども、起動しなくなることがある。
そんな場合に備えて作っておくのが「修復ディスク」。

  万一、Windows 10 が起動しない事態が発生したら
  「システム起動ディスク」から起動し「スタートアップ修復」や「システムの復元」などの修復作業を行う。

常用マシンと化した ThinkPad X1 Carbon には光学ドライブが内蔵されていない。
光学ドライブを内蔵するには筐体が薄すぎる。

なので、OSのインストールには USB フラッシュメモリーを使う。
たいていのアプリは NAS に置いているので、ネットワーク経由でインストールする。

  外付けの CD/DVD ドライブもあるが、それを使う必要はない。

  CD/DVD などの光学メディアは読み書きが遅いし、
  わざわざ外付けのドライブを接続するのは面倒だ。

ところが、システム修復ディスクを作るには光学ドライブが必要になる。

  光学ドライブのない X1 Carbon でシステム修復ディスクを作ろうとすると・・・

  

  
  こんな具合だ・・・

  なので、時代遅れだと書いた。
  なんとかならんもんじゃろのぉ・・・

【追記 2016-12-01】
  「修復ディスク」は USB ドライブに作れませんが、
  「回復ドライブ」は USB ドライブに作成することができます。

  「修復ディスク」と「回復ドライブ」の違いについては次をご参照ください。
  [Windows 10] 回復ドライブとシステム修復ディスクの違いについて教えてください。

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2 コメント

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いあ!いあ!Windows!! (辺境のカラス)
2019-09-07 23:57:05
Windows 10では作成が時代遅れなのではなく、システム修復ディスク自体が時代遅れです。

Windows 10の場合、システム修復ディスクを使わずとも回復領域がHDDに作成されます。加えてシステム修復ディスクがなくとも、USBのインストールメディアが修復ディスクと同じ役割を果たします。

タイトルバーに(Windows 7)ってついているのはそういう理由。起動ディスクをどーしても手元に円盤で持っていないと安心できないっていう、時代に同期して付いていけない人用に、Microsoftが渋々Windows 7につけてた機能をそのまま残しておいただけで、一切改良もされてないし、この機能を使うこと自体がMicrosoft的には非推奨なのです。

まあかくいう私も、システム障害の際に頼りになる最強メディアは光学ディスクだろっていう原始人の一人なんですけどね。たとえ同じ機能がUSBでできるとしても、なんか安心できない。
返信する
お礼など・・・ (北窓舎のオヤヂ)
2019-09-08 07:57:43
辺境のカラスさん、コメントをいただき、ありがとうございます。
光学メディアは読み書きが遅すぎるように思います。なので短期保存ならUSBメモリーで良いと思います。
が、実際のところは Acronis True Image を使い、毎月の Patch Tuesday の前にディスクイメージを作っています。保存先は RAID5のNAS。数か月分は残しておいています。
返信する

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