北の窓から(芦田っち)

PC関連と私的雑感のブログ。
2015年7月10日、カッコ内に名前を加えました。昔の友だちに気付いてほしくて・・・

Office 2021 で更新ができなかった場合の処置

2024-07-26 13:23:08 | Office
6月頃から Office 2021 で更新ができなくなりました。

手動で更新(ファイル > アカウント > 更新オプション > 今すぐ更新)をしていたのですが、
「更新プログラムの検索中に問題が発生しました。ネットワーク接続を確認し・・・」(エラーコード 30088-27)となりました。
何度トライしても同じです。


もちろんネットワーク(インターネット接続)には何の問題もありません。
Office 2021 の修復(クイック修復、オンライン修復)を行っても現象は変わりません。
  
Office 2021 をアンインストールして、再度インストールしても変わりません。

# Office 2021 のオンライン修復や再インストールは本当ならしたくなかった。
  ライセンス保有状態が消えてしまい、再度ライセンスキーを入力しなければならないからです。
  下手すると、電話をかけてライセンスキーを教えてもらうことになりますから。

コマンドプロンプトを使って Office の(いわば)ロールバックをして解決しました。


使ったコマンドを末尾に示しますが、これはあくまで私の環境に合わせたものです。
あなたのお使いの環境を確認して適宜修正してお使いください。

【私の環境】
 Windows 11 Pro (64-bit) バージョン 23H2(OS ビルド 22631.3880)
 ・・・これは Windows 10 でも、11 の他のバージョンでも関係なしだと思います。
 
 Microsoft Office Professional Plus 2021(64-bit)
 ・・・リテール版です(会社などで使うボリュームライセンスライセンスではありません)。
  Office は 2019 でも、32-bit でも関係なしだと思いますが、
  ライセンス形態はバッチファイルの内容に関係するので、ご自分の環境をご確認ください。
  また、下に示している URL は Office 2021 用なので、
  もし Office 2019 の場合は URL 末尾の 2021 を 2019 に書き換えてご利用ください。

【私が使ったコマンド】
 ① cd %programfiles%\Common Files\Microsoft Shared\ClickToRun
 ② officec2rclient.exe /update user updatetoversion=16.0.xxxxx.xxxxx

 変更の必要があるのは、②の updatetoversion=16.0. に続く xxxxx.xxxxx の部分です。
 この番号は次の URL で調べて、あなたの環境に合わせて修正してください。
 (ボリュームライセンスとリテールライセンスで番号が異なるので注意)
 https://learn.microsoft.com/en-us/officeupdates/update-history-office-2021

なお、上記コマンドが成功してダウングレードができたら、Offcie の更新を無効にしてください。
更新が有効のままなら、また不具合が発生します。
Microsoft がまっとうなバージョンを出してくれるまで、Office の更新は見合わせましょう。

# 私がどうしても Office 2021 の更新をしたかったのは、
  日本語の Excel に英語を追加し、英語表示にしたかったからです。
  言語を追加する時には、Office の更新ができなければならない・・・

  Excel オプション > 言語
  

  

ご参考になれば幸いです。
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