遊びをせんとや

人生総決算!のつもりで過去・現在のことなどを書きます
といっても肩肘はらずに 楽しく面白く書きたいと思います

思い出がここにある~その5・深沢七郎

2025年03月08日 | 人物
矢崎泰久箸「人生は喜劇だ」の1章に「無頼派作家たちの記憶」がある。
その章立ては「五味康祐のインチキ麻雀」「柴田錬三郎のイカサマトランプ」「竹中労と梶山季之の季節」「無頼の頂点深沢七郎」など。
せっかくだから今日は、無頼の頂点を目指して、「深沢七郎」を掲載する。

◆深沢七郎 1914/T03年-1987/S62年 山梨県出身 ギタリスト・小説家 
42歳の時に処女作「楢山節考」発表。棄老伝説を題材とした短編で、第1回中央公論新人賞を受賞した。
1960年に発表した「風流無譚」が夢の話とはいえ皇室人の処刑などで物議を醸し、宮内庁からの抗議、右翼の出版社襲撃などが起きた。深沢は記者会見で謝罪した後、5年ほど地方の放浪生活を送った。

▶「楢山節考」深沢七郎著ー語り:福田好/文:宮本尚子 5:42 by ワルツプロジェクトバンド 

予告編「楢山節考」(1983/S58) 8:41 by 東映シアターオンライン 

映画「楢山節考」は、1958/S33年にも木下惠介監督により制作されている。
これは全編セット撮影。
楢山節考デジタルリマスター反予告編(2018) 2:08 by 松竹チャンネル

楢山節ーギター独奏・深沢七郎(1973) 5:10 by Naoyoshi K-Spectacularsurf 
 

噴水ーギター独奏・深沢七郎(1973) 5:10 by Naoyoshi K-pectacularsurf 

▶楢山節考の舞台:山梨県東八代郡境川村黒坂 3:28 by 天真爛漫 

今日はここまで。それでは明日またお会いしましょう。       [Rosey]

思い出がここにある~その4・五木寛之#2

2025年03月07日 | 人物
五木寛之氏の2回目。氏は1932/S07年-現在92歳。
「歌いながら歩いて来た」シリーズの続きを掲載。

▶平成時代の歌謡曲~愛をもう一度:歌・前川清 4:54  by うたびと 

「百寺巡礼」のテーマ曲~もし翼があったなら・桑名正博 4:43  by うたびと

「海外曲への詞」~汽車は八時に出る・月田秀子 4:52  by うたびと

汽車は八時に出る・月田秀子 4:23  by hidecofado 
 

鳳蘭の退団記念に寄せて~白夜わが愛・鳳蘭 5:04  by うたびと 

▶歌の持つ力~たそがれの歩道橋・八代亜紀 5:32  by うたびと

対談【時代と寝た】歴史を語る/2018年85歳) 18:06  by Koki Ota 

五木寛之編完了。それでは明日またお会いしましょう。       [Rosey]

思い出がここにある~その3・五木寛之#1

2025年03月06日 | 人物
今日は、五木寛之氏の対談番組「歌いながら歩いて来た」を掲載する。

戦争と平和~鳩のいない村ー歌:藤野ひろ子 5:30  by うたびと

海峡物語~旅の終わりにー歌:冠二郎/藤圭子 6:29  by うたびと

愛の水中花~歌:松坂慶子 5:42  by うたびと

思っていた以上に上手かったので勝手にアンコール!
愛の水中花~歌:松坂慶子(1979/S54) 2:59  by clubkano1  

「ラジオ深夜便」~夜のララバイ~歌:藤田まこと 4:47  by うたびと

彼の歌の上手さは以前から知っていたので、これも勝手にアンコール!
夜のララバイ~歌:藤田まこと 3:39  by Hisaki TV 

CMソング~歌:天地聡子/ペギー葉山/真理ヨシコ 5:29  by うたびと

この続きは明日に。それではまたお会いしましょう。        [Rosey]

思い出がここにある~その2・小沢昭一

2025年03月05日 | 人物
今日の人物は小沢昭一氏。この歌から聴いてもらう。

▶土耳古(トルコ)行進曲:1972年リリース 詞・曲=加藤登紀子・歌=小沢昭一  3:57 by bonn akibonn

~これを「話の特集」誌上で紹介したらトルコ大使観から抗議文が届く。
宛先は小沢氏と私(矢崎)。トルコの名誉を傷つけたので訴訟を起こす云々の文面。
二人で大使館に行き、ヒゲの代理大使に小沢氏が抗議した。
”下品な歌詞はどこにも無い。ひたすらトルコへ行こうと言っているだけ。
聞いた人はトルコ観光の歌だと思うだろう。むしろ感謝してもらいたい"
説明に先方も納得、みんなで歌って、記念写真も撮ったという。~

~矢崎氏の著作には、トルコ風呂通い含め小沢氏の助兵衛(スケベ)振りが詳細に載っている。読みたい人はぜひ本を買って欲しい。~

以下、動画で小沢氏の歌、対談、話芸などを紹介する。

▶「ハーモニカ・ブルース」1974年ライヴ 3:58 by doro2067 

帰ってきた御三家ー2003年ライヴ 9:22 by LazybonesA6 

対談・井上陽水ー1979年 3:39 by ぽよよん101 

鼎談ー殿山泰司・西村晃ー2013年 18:28 by rionlock2003

今日はここまで。それでは明日またお会いしましょう。       [Rosey]

思い出がここにある~その1・永六輔

2025年03月04日 | 人物
今日から新しいシリーズを始める。タイトルは「思い出がここにある」。
ネタ元は前々回の「話の特集」編集長ー矢崎泰久氏の著作からの借り物。
今日の主人公は【永六輔】1933/S08-2016/H28(83歳没)放送作家・作詞家。

 ▶恋人よ我に帰れ:永六輔&遠藤泰子ー2003年 9:04 by LazybonesA6

私事だが、’70年代半ばから我が家ではテレビを見なくなり、専らラジオを聴いた。
よく聴いた番組が「永六輔の誰かとどこかで」。アシスタントが遠藤泰子アナ。
懐かしい!・・・今も平日朝「森本毅郎スタンバイ」で彼女の声は聴いているが。

~「話の特集」への寄稿以来、永と矢崎は半世紀の交遊があった。
矢崎の周辺では、永の事を「タメニちゃん」と呼んでいた。
「誰かのタメ」「友人のタメ」「福祉のタメ」なら一肌脱ぐタイプというわけ。~
※~の中は矢崎著書からの引用。以下同様。

宵々山コンサート'95 9:54 by syouei

~永は乞われると、「生きているということは借りを返すこと」と色紙に書いたりした。~

人はなぜ歌うか1 15:26 by mebaru kun 

人はなぜ歌うか2 14:21 by mebaru kun

~晩年、永さんがパーキンソン病になり転んで骨折し、めっきり老いた。
私ほど永さんの死を見たくないと思っている友人は他にいない。~
~野坂昭如が言うように永六輔は天才である。無論本人はそう呼ばれることに抵抗感がある。
それでもいい人と思われたいという弱点を時々見せる。そこが無理をすることに繋がっているのだろう。~

「永六輔」の項終わり。それでは明日またお会いしましょう。     [Rosey]