超マイペースな女が一人で木工・家具工房を始めてみる。できるかな?

マイペースに木工・家具工房での日々を綴ります。
研修生時代~就職~リストラ~転職~復活~起業
ときどき趣味も。

ヴィトラデザインミュージアムへ行く 5:椅子

2020-04-18 20:53:47 | 旅行
倉庫らしき建物に入ると、正面に椅子の展示室が見え、一気にテンションが上がりました。
そうそう、こういうのが見たかった。


受付では、
『階段の横にクロークがあるよ』
と教えてくれました。
(実際にはそうは言ってなかったことに、後で気づくのですが・・・。)

預けるほどの荷物でもないので、そのまま受付をまっすぐ進み、椅子の展示室に入りました。
受付の女性の怪訝そうな視線を感じましたが、気のせいかな、と。

棚には年代順に数々の有名な椅子が並んでいました。


狭いので、あっという間に見終わり、展示室を出ました。

果たして、これが、長年私が見たいと思っていた「ヴィトラ社が保有する家具のコレクション」なんだろうか??
何か違和感を感じたものの、ハローロボット展よりはるかに良い。
ちょっと、チケット代は高かったな・・・

と思いながら、
記念に受付ロビーにあるショップで土産物を物色し始めました。

すると、日本人らしき若者が入ってきました。
受付で私と同じように説明を受け、彼は階段の方へ。
でも、クロークには入らず、そのまま階段に消えていきました。
どこに行ったんだろう?と気になりましたが、階段横にトイレの表記が見えたので、なるほど、と。

できれば声をかけて、この良くわからないミュージアムの実態を聞きたかったのですが、建築ガイドツアーの時間も迫ってきたので集合場所へ向かいました。


ヴィトラデザインミュージアムへ行く 4:ショボっ

2020-04-15 22:20:54 | 旅行
ここでは特別企画展を開催していました。
「ハロー・ロボット」というあまり興味を持てない展示でしたが、一応チケットを買い、ぐるっと一周、足早に回ってみました。

やはり展示はつまらなく、強いて言えば、会場の造りだけは面白かったです。

しかし、これこそがヴィトラデザインミュージアムなのでした。
建築家はフランク・ゲーリー。

外観は見る角度によって全然違って面白い。

正直、期待していたようなミュージアムではなくて凹みました。

どうやらこのヴィトラキャンパスというところは、ミュージアムよりも、キャンパス内の建物を巡る「建築ガイドツアー」が人気のようでした。
ミュージアムにツアーの受付があり、申し込みました。

ツアーまで、まだ時間があったので、もうひとつの展示場らしき建物に行ってみることにしました。
ミュージアムではなく、Schaudepotと書いてありました。
直訳すると、展示倉庫・・・かな??
倉庫なのに有料ってことは、収蔵品展か?と期待しつつ・・・。
倉庫もヘルツォーク&ド・ムーロン作

左:ミュージアム
右:倉庫

ヴィトラデザインミュージアムへ行く 3:ヴァイル・アム・ライン

2020-04-06 14:02:05 | 旅行
スイスのバーゼルに到着。
洗練されたデザインの街という印象でした。
未遂でもスリのショックが大きかったので、軽く散歩をして、翌日のヴィトラデザインミュージアムに備えて、早めに就寝しました。

6日目、トラムで国境を超え(スイス→ドイツ)、ついに念願の地、ヴァイル・アム・ラインへ。
駅からヴィトラデザインミュージアムへは徒歩でのんびり行きました。
というのも、ヴァイル・アム・ライン駅からミュージアムへの道中、街のあちこちに椅子のオブジェがあるのです。

巨大な椅子


路地を見上げると椅子


低めの位置に飾った椅子。いっそ地面に置いて座れるようにしたらいいのに・・・


始めのうちは楽しかったものの、途中から代わり映えしない風景になり、バスに乗ろうか迷いましたが、バス乗り場へ引き返すのも何なので、ひたすら歩き続けました。


ようやくミュージアムに到着。
と思いきや、これはミュージアムではありませんでした。
こんなに格好いいのに。


この一帯は、ヴィトラ社の広大な工場敷地であり、「ヴィトラキャンパス」と呼ばれているのだそうです。
工場に併設してショールームやミュージアム、セミナーハウスなどがあり、そしてその建物のいずれも有名建築家の作品なのです。

この格好いい建物に入るとすぐ、総合案内所(たぶん・・・)がありました。
パンフレットをもらって説明を受けたものの、ほとんど理解できず、とりあえず今いる建物内を見てみようと、ぐるっと一周回ってみました。
五角形の窓と、とてもかわいい巨大ティーポット。

中に入れるなんて。かわいすぎる。

本で見たことのある椅子がいっぱい。


外観からも想像がつくと思いますが、階段も部屋もいりくんでいて、迷子になりそうでした。
とても見ごたえがありましたよ。しかも無料です。


この格好いい建物の正体は、ヴィトラ社の巨大ショールーム「ヴィトラハウス」でした。
ヘルツォーク&ド・ムーロンの作品だそうです。

・・・誰?


そしてミュージアムを求めて次の建物へ。

続く。



ヴィトラデザインミュージアムへ行く 2:変なおばちゃん

2020-03-27 15:26:40 | 旅行
3日目、電車でフランスのストラスブールへ移動しました。
フランス語が全く分からないのでスマホを頼りに、大聖堂へ。
圧巻でした。


4日目、旧市街地を散策し、アルザス地方の郷土料理を食べ、午後は遊覧船に乗ってイル川クルーズを楽しみました。
5日目、スイスへの移動日です。
おしゃれなフランスを去る前に、おしゃれにマカロンを買ってみたら、どら焼きほどに大きかったです。(比較は500mLのペットボトル。)
電車に乗り込み、スーツケースを入口の棚に収めて、指定席に着いて、マカロンを食べようとしたら・・・、

おばちゃんに声をかけられました。

でも、何言ってるのか全っ然わからない・・・。

席を間違えたと思い移動しようとマカロンを片付けると、そうじゃない、と。
棚に収めたスーツケースを指さすので、荷物置き場にも指定席があるのかと思い移動しようとしたところ、おばちゃんの娘とおぼしき若い女性が、一緒にスーツケースを持ち上げて移動を手伝ってくれようとしたのですが・・・

なんかおかしい。
むしろ、ジャマ・・・
一体、何をしたいんだ??

そうこうするうち、左の肩から掛けたバッグがやけに重くなって・・・
ふと、左を見ると、おばちゃん、私のバッグに思いっきり手を突っ込んでる!!!

親子のすりでした。

逃がすまいと、速攻おばちゃんの腕をつかんで、自分の荷物を確認しました。
財布もパスポートも無事でした。
食べかけのパンやチーズやサラミ、飲みかけのジュースをバッグに無造作に突っ込んであったので^^、おばちゃんの手は財布まで到達しなかったようです。

未遂なので、これ以上おばちゃんの腕をつかんでいたら私が悪者になってしまうと思い、しぶしぶ手を離すと、二人は電車を降りていきました。
それとほぼ同時に扉は締まり、スイスに向けて電車は出発しました。

あぶなかったーーー
私、放心状態でした。

未遂とはいえ、悔しくて悔しくて、フランスもマカロンさえも大っ嫌いになりました。
てゆーか、もともと好きじゃないしっ^^
なんて思いつつ、憎々しいマカロンをほお張りました。
しばらくは心臓バクバクでしたよ。


続く

ヴィトラデザインミュージアムへ行く 1:メルセデスに寄り道

2020-03-24 14:13:57 | 旅行
Vitra(ヴィトラ)をご存知ですか?
スイスに本社のある家具会社です。
ドイツのヴァイル・アム・ラインという町に、Vitra社のミュージアム「ヴィトラデザインミュージアム」があります。
ドイツでの研修期間中に行きたかったのですが、ライプツィヒからは遠すぎて、行けませんでした。

ようやく3年前、念願かなって行ってきました。

ヴァイル・アム・ラインはドイツの最も南西にあり、スイスとフランスとの国境にも近い町です。
この町へ行くには、スイスのバーゼルから行くのが一番わかりやすそうでした。
旅行会社のホームページで、シュトゥットガルト(ドイツ)2泊→ストラスブール(フランス)2泊→バーゼル(スイス)2泊という終日フリーのコースを見つけました。
バーゼルだけにすればよかったのに・・・


1日目、成田からアムステルダム経由でシュトゥットガルトへ。移動で終わり。
2日目、シュトゥットガルトのメルセデスベンツミュージアムに行きました。
クラッシックカーから始まり、レーシングカーやトラックまで、年代ごと、テーマごとにベンツがずらり。
まぁ、かっこいいこと。
日本語の音声ガイドもあるので、存分に楽しめました。



入館の記念にもらったキーホルダーは、今、工房のカギをつけてます。
気分も上がります。
いつか、本体を買える日が来るといいなぁ~



続く