私のプランの1つは、茶道具を作るということです。
基本の型を崩さない程度にお客様オリジナルの茶道具を作り、それでお稽古やお茶会を楽しんでいただきたいのです。
需要は少ないですが。
ビジコンで、販路の開拓を口コミと言ったのには訳がありまして・・・
お茶会では必ず茶道具の由緒を聞く習わしがあるのです。
お茶会の中でも特に、近隣の茶道の先生方が大勢集まる月例のお茶会があり、そこで私が作った茶道具を使っていただけたら、この上なく良い宣伝になると思いました。
そして幸運なことに、私が日頃お世話になっている茶道の先生方が、そのようなお茶会を開く当番を数ヵ月後に控えていたのです。
先生からは2種類の茶道具の製作依頼をいただきました。
もちろん張り切って作りました。
でも、残念なことに新型コロナの影響でそのお茶会は延期となり、未だ開催されてはいません。
あの茶道具が日の目を見るのはいつの日になることやら。
それまでの期間は、きっと技術を磨く時間なのだと思います。
写真は以前にも載せた「炉縁」の一角ですが・・・
炉縁って、夏は使わないんです。
使う時期は11月から翌年4月まで。
しかも、写真のように木地のまま(漆などの塗装をしない状態)使うのは小間と呼ばれる四畳半より狭い茶室と決まっているので、かなり出番の少ない茶道具です。
新型コロナが終息しない限り、そんな密になる環境でお茶会なんてできませんね。
ドイツでの生活は長いのですか?
今夏が楽しみですね!
とてもうらやましくて、興味深いです。
Tischlerまでの道のりをSNSで発信することがあれば、ぜひ教えて下さいね。
怪我には気を付けて、お互い頑張りましょう。