超マイペースな女が一人で木工・家具工房を始めてみる。できるかな?

マイペースに木工・家具工房での日々を綴ります。
研修生時代~就職~リストラ~転職~復活~起業
ときどき趣味も。

工房探し12:珍しく順調

2020-08-31 14:42:39 | 木工3・独立
機械の依頼をしてから10日ほどで、機械屋さんが私の希望に添って中古機械を選定し、正式な見積もりの連絡をくれました。
同時に、機械の馬力の詳細の連絡もあり、これを電気屋さんに伝えて電気工事を進めてください、とのことでした。
その間に機械のメンテナンスが行われるという流れです。
もちろん、すぐに電気屋さんに連絡しました。

パート勤めも始まり、なかなか順調に事が動きだしたな〜と、うれしくなりました。


つかの間の順調でした。

倉庫を借りて早々に、知人にもらった台車と机と椅子。
レトロ感が漂う。

工房探し11:貯蓄はみるみるうちに減っていく

2020-08-30 12:34:39 | 木工3・独立
退職してからやったこと。その5。
再再再再・・・?就職。


収入が途絶え、工房稼働の目処もたっていないのに、自動車税、国民年金、住民税、国民健康保険、その他保険の更新、いろんな支払いが目白押しでした。

しかも、場所を決めてしまったので、無駄に家賃が発生します。

あらかじめ予定していたとはいえ、実際に貯蓄額が減っていくのは虚しいものです。


アルバイト情報紙で、私にとって都合のいい勤め先を見つけました。
節操がないと思われそうですが、働きながら工房の準備を進める、という状況は、想定内です^^
工房が稼働してからも、しばらくは二足のわらじを履くつもりで選択しました。

家からも工房からも遠くなく、午前で終わる仕事。
そして午後は工房で作業。
工房の環境が整うまでは準備をいろいろ、の予定で。


ここ数年、副業OKの会社が増えていますよね。
私の一番の目的は、自分が自由に木工をやれる環境を作ること、なので、今は収入の柱が木工でなくても良しとします。


そういえば、女性向けの起業セミナーに参加したときに先生から聞いたことは、男性よりも女性のほうが起業に対するハードルは低い、ということ。
なぜなら、女性は扶養の範囲で始めることができるから。
扶養の範囲で起業する、て、それは起業なのか??と驚いた反面、借り入れしたり年商1000万円を超えることだけが起業ではなくて、自分のサイズでやればいいんですよ、と言われ、なるほどと思いました。

男性が家族を養い女性は夫の扶養に入る、という先生の時代錯誤な発言には驚きましたが、現実は確かにそうかもしれませんね。

一説によると、女性の起業の9割は、扶養の範囲で行われているそうです。(ネット情報なので事実かどうか・・・?)

残念ながら、私を扶養してくれる人はいませんが・・・^^
自分サイズの起業なら、私にもできそうだと思いました。

そういうわけで、何のためらいも恥じらいもなく、パート勤めを決めました。



写真は工房に落ちていたコインです。
過去には塗装屋さんがここを借りていたそうですが、随分いろんな国に行っていたようですね〜
それとも、大家さんかな?

工房探し10:機械を発注

2020-08-29 10:47:32 | 木工3・独立
場所が決まり、電気工事可能という電気屋さんのお墨付きももらったので、以前相談に行った機械屋さんに欲しい機械と予算を伝え、機械を選定してもらうことにしました。

この機械屋さんは、価格が少々高めらしいのですが、アフターケアの評判が良かったので、機械音痴の私には良さそうだと思いました。

本来は、相見積をとった方が良いのだと思いますが、地元のもう一件の大きな機械屋さんのホームページをみたら、金額に大きな差はないように感じました。

お世話になった家具工場の社長のおすすめは、価格面で後者でしたが、まぁいいや^^。
選択肢が増えると悩んでしまうので、悩む前にさっさと決めることにしました。



写真は、元同僚Y君からもらった家具の訓練校のテキストです。
私が学んだのはポリテクセンター住宅リフォーム科だったので、家具に関してはテキストを持っていないのです。(ドイツ語のテキストは眺めるだけです。読めません。)
ドイツでの修行も家具工場での勤務も、多くのことを学びましたが、忘れていることや知らないことも多く、1人でやっていくにあたって不安は尽きないので、Y君にテキストを借りることにしました。
そしたら、あげる、と。
予定通り遠慮なくいただきました^^。
結局、数ページしか読んでおらず、いわゆる「積ん読」状態です。
でも、困った時に確認できるテキストがあるのは心強いです。

工房探し9:Instagram

2020-08-26 17:45:17 | 木工3・独立
退職した直後にやったこと。
インスタグラムを始める。

ホームページもブログもフェイスブックもツイッターもやったことがなく、インターネットは恐怖でしかなかったのですが、唯一アカウントを作ってあったのがインスタでした。
お気に入りのアーティスト情報をみるために作り、
ずっと閲覧だけを楽しんでいました。


まだ何も発信できる情報はないけど、工房の仕事を始める前に、ちょっと練習しておいた方が良さそうだな。
そう思い、馴染みのあるインスタから始めてみることにしました。

恥ずかしいので、誰にも知らせずハッシュタグもつけず、ひっそりと始めました。
工房を始めるまでの記録、のつもりで。
最初はほぼネット不動産屋に対する愚痴でした。

しばらくして、友人に知らせてハッシュタグもつけて、少しだけ露出を始めました。
さすがに愚痴やら悪口は消し、きれいごとだけを並べてます^^

未だにフォロワーも投稿も少ないのですが、細々と続けています。

そういえば、一時期、毎日のようにセクシーな女性の写真にタグ付けされていましたが、あれは何の意味があるんでしょうね?
そういうサイトに誘導したかったのかな?
薄気味悪くて、やっぱりインターネットは怖いと思いました。


工房、そろそろ始めます。19:うるし

2020-08-22 17:44:45 | 木工4・工房
久しぶりに漆でひどくかぶれました。

普段なら、塗るときだけではなく、数日後に乾いてからサンドペーパーをかけるときも手袋をしています。
表面上は乾いていても、完全には乾いてはいないと言うか、化学反応が終わってないと言うか、研磨によって出てきた粉が手につくだけでもかぶれるんです。

今回は、塗ってからかなり日数が経過していたので、油断していて、手袋もせず半袖で研磨しまくりました。

そのあと、いつもなら布で粉を拭き取るのですが、うっかり粉をエアーで吹き飛ばしてしまいました。
汗をかいた手や腕に粉が貼り付きましたが、あとで水で洗えばいいと思い、作業を続けました。
これが失敗。

翌日から、少しずつ腕や手指がかぶれ始めました。
蚊にさされたときの何十倍もかゆいです。
掻くと、どんどん拡がってしまいます。
5日目くらいがピークでした。
暑さで体が弱っているのか、久しぶりに赤くボコボコと腫れて水泡もできて、こんなに漆に弱かったかなぁ?とガッカリ。

写真を撮ったのですが、画像が鮮明すぎてグロテスクなので、以前にもご紹介した10年前にかぶれた時の、ちょっとボケてる画像にしておきます。


このときは過去最悪のかぶれでした。
今回は、これよりはましです。
こういうものは、画質が悪いくらいがちょうどいい^^



それから、今回は何故か太ももやスネにも小さい水泡がポツリポツリと点在しました。
作業ズボンをはき、肌は露出していないのに。


理由がわからず不思議に思っていましたが、昨日、気づきました。

あの日は酷暑で、エアーを服の上から吹きかけて涼んでばかりいました。
Tシャツは、汗だくになったので途中で着替えましたが、作業ズボンはそのまま。
粉まみれのズボンにエアーを吹きかけたせいで、粉が脚に張り付いたのかもしれません。

漆、恐るべし。