もう1つ印象的な建物は、安藤忠雄さん設計のカンファレンス・パビリオン。
専門的なことは全くわかりませんが、居心地よかったです。
地上一階、地下一階、吹き抜けで開放感があり、地下から中庭(?)にでることができます。
面白いと思ったのは、この建物は塀で囲まれているのですが、窓から外を見ると、まるで塀の上を車が走っているように見えること。
下半分が塀で、真ん中に見える小さな車は道路を走っています。
偶然ではなく、塀は、キャンパスの外の広い道路と同じ角度、同じ位置にピッタリ重なって見えるように設計されているそうです。
一体、どうやったら、そういう計算ができるんでしょうか???
上の写真の塀は、平らな面に見えますが、実は塀のコーナーです。
塀は、たたみ1畳の大きさの長方形が集まって塀になっているので、そのラインをよく見ると、コーナーだということがわかります。
(陰でわかりにくいかもしれませんが、ちょうど、トラックの運転席の下あたりがコーナー。)
まるでトリックアートの世界。
塀が終わっても、その先に道路が続いて、ぴったり重なっているのがよくわかりました。
芝生のラインに沿った木立が道路です。
うっかり、塀の写真しか撮ってませんでした^^。
その他、ガソリンスタンドやドーム、現役の工場など盛り沢山でした。
工場の1つは日本のSANAAの設計なのだそうですが、私はSANAAという存在をこのとき初めて知りました^^。
そして、長い長い建築ガイドツアーが終了しました。
ホテルに帰ります。