帰国間近の6月の日曜、同居人たちと一緒に、それぞれの友人を呼び、皆でアパートの裏庭でバーベキューをしました。
日本に帰りたくないな〜と思いました。
帰国の日、工房に挨拶に行くと、工房のみんなが書いてくれたメッセージカードをもらいました。
読んでないのに泣けてくる。
荷物の発送などであわただしく時間が過ぎ、あっという間にお別れの時。
あまりにバタバタしすぎて、大事なアパートの鍵を返し忘れました^^。
フランクフルトで郵便局に寄り、工房宛に鍵を送りようやく何もかもが終わりました。
日本に到着。
車窓から見る地元は何も変わらず、特に感慨深いわけでもなく、懐かしいわけでもなく、普通に、いつもの街並みでした。
師匠にもらった鉋がなければ「あれは夢だったのか…?」と思うくらい、あっさりと日本の日常に戻りました。
そして私は、かれこれ1年半の無職にピリオドを打つべく、就活を始めるのでした。