帰国の朝、気を取り直して、スイス、バーゼルのホテルで、最後の朝食を楽しみました。
盛り付けがいちいちオシャレ^^。
わざわざ瓶に入れてストローを挿したヨーグルトドリンク
ドライフルーツやナッツ。
テーブルはムーディーに薄暗かったです。
朝食なのに^^
早めにチェックアウトを済ませ、バーゼル空港へ。
空港まではバスで簡単に行けました。
でも、
車窓から見えた空港の名前にビックリ。
バーゼル空港じゃない・・・
EuroAirport
BASEL MULHOUSE FREIBURG
ユーロエアポート??
バーゼル、読めない・・・、フライブルク??
バーゼルのバス乗り場では、単純に「空港行き」のバスに乗りました。空港の名前なんて気にせずに。
「空港を間違えた・・・?タクシーで移動すれば間に合うかな・・・」と、急いでこの空港をスマホで調べたら、
なんと、フランスの空港、と書かれているではないですか!?
え"
なぜ私はフランスに?
いつから?
一体、何が起きたのかよくわからないけれど、
フランスまで来ちゃったら、タクシーでも間に合わないんじゃないか・・・と、絶望的な気持ちになりました。
動揺して、距離感もわからなくなっていました。
前日には、ドイツ、フランス、スイスと3か国を散歩したというのに^^
とにかく、この空港でバスを降りるしかない。
頭がクラクラしたので、パンを食べて気持ちを落ち着かせました。
そして詳しく調べて、合点がいきました。
私が行くべき空港は「スイス」の『バーゼル空港』ではなく、この「フランス」の『ユーロエアポート』別名『バーゼル=ミュールーズ空港』でした。
間違ってはいなかったのです。
というか、そもそも、バーゼル空港なんて名前の国際空港は、ないんですね。
旅行会社でもらった日程表には、往路『搭乗地:成田』、復路『搭乗地:バーゼル』になっていたので、『成田空港』みたいに『バーゼル空港』という名前だと私が勘違いしていたんです。
この空港の場所はフランスですが、そこにスイスの高速道路が接続しているそうです。
そのため、気づいたらフランスの空港にいた、という訳です。
空港にはスイス側とフランス側それぞれにターミナルがあり、入り口は別れていますが、建物の中は繋がっています。
私はスイス側のターミナルから入りましたが、搭乗する便がフランス側のターミナルからの出発だったので、建物内を歩いてスイスからフランスへ移動しました。敷地はフランスなのに、建物の中に国境があって、もう何がなんだか・・・
だったら、日程表に記載する搭乗地は、スイスのバーゼルではなくフランスのミュールーズじゃないのか?と旅行会社を恨めしく思いました・・・。
スイス側のターミナルでは違和感はないのですが、フランス側はフランス語表記が前面にでていてアウェー感が増します。
スイス側の売店での通貨はスイスフラン、フランス側ではユーロ。
フランス側のスタッフは皆フランス語だし・・・。
なんとも不思議な感覚でした。
1つの空港なのに、2つの国。
面白いけど、ちょっと心臓に悪い。
ちなみに、この空港へ到着してスイスに行く場合、出口を間違えるとフランスに行っちゃうんですよ。
行きはドイツの空港にしておいてよかった。
知っている人にとっては、どうってことない普通の空港かも知れませんが・・・
変な空港。