超マイペースな女が一人で木工・家具工房を始めてみる。できるかな?

マイペースに木工・家具工房での日々を綴ります。
研修生時代~就職~リストラ~転職~復活~起業
ときどき趣味も。

ヴィトラデザインミュージアムへ行く 2:変なおばちゃん

2020-03-27 15:26:40 | 旅行
3日目、電車でフランスのストラスブールへ移動しました。
フランス語が全く分からないのでスマホを頼りに、大聖堂へ。
圧巻でした。


4日目、旧市街地を散策し、アルザス地方の郷土料理を食べ、午後は遊覧船に乗ってイル川クルーズを楽しみました。
5日目、スイスへの移動日です。
おしゃれなフランスを去る前に、おしゃれにマカロンを買ってみたら、どら焼きほどに大きかったです。(比較は500mLのペットボトル。)
電車に乗り込み、スーツケースを入口の棚に収めて、指定席に着いて、マカロンを食べようとしたら・・・、

おばちゃんに声をかけられました。

でも、何言ってるのか全っ然わからない・・・。

席を間違えたと思い移動しようとマカロンを片付けると、そうじゃない、と。
棚に収めたスーツケースを指さすので、荷物置き場にも指定席があるのかと思い移動しようとしたところ、おばちゃんの娘とおぼしき若い女性が、一緒にスーツケースを持ち上げて移動を手伝ってくれようとしたのですが・・・

なんかおかしい。
むしろ、ジャマ・・・
一体、何をしたいんだ??

そうこうするうち、左の肩から掛けたバッグがやけに重くなって・・・
ふと、左を見ると、おばちゃん、私のバッグに思いっきり手を突っ込んでる!!!

親子のすりでした。

逃がすまいと、速攻おばちゃんの腕をつかんで、自分の荷物を確認しました。
財布もパスポートも無事でした。
食べかけのパンやチーズやサラミ、飲みかけのジュースをバッグに無造作に突っ込んであったので^^、おばちゃんの手は財布まで到達しなかったようです。

未遂なので、これ以上おばちゃんの腕をつかんでいたら私が悪者になってしまうと思い、しぶしぶ手を離すと、二人は電車を降りていきました。
それとほぼ同時に扉は締まり、スイスに向けて電車は出発しました。

あぶなかったーーー
私、放心状態でした。

未遂とはいえ、悔しくて悔しくて、フランスもマカロンさえも大っ嫌いになりました。
てゆーか、もともと好きじゃないしっ^^
なんて思いつつ、憎々しいマカロンをほお張りました。
しばらくは心臓バクバクでしたよ。


続く

ヴィトラデザインミュージアムへ行く 1:メルセデスに寄り道

2020-03-24 14:13:57 | 旅行
Vitra(ヴィトラ)をご存知ですか?
スイスに本社のある家具会社です。
ドイツのヴァイル・アム・ラインという町に、Vitra社のミュージアム「ヴィトラデザインミュージアム」があります。
ドイツでの研修期間中に行きたかったのですが、ライプツィヒからは遠すぎて、行けませんでした。

ようやく3年前、念願かなって行ってきました。

ヴァイル・アム・ラインはドイツの最も南西にあり、スイスとフランスとの国境にも近い町です。
この町へ行くには、スイスのバーゼルから行くのが一番わかりやすそうでした。
旅行会社のホームページで、シュトゥットガルト(ドイツ)2泊→ストラスブール(フランス)2泊→バーゼル(スイス)2泊という終日フリーのコースを見つけました。
バーゼルだけにすればよかったのに・・・


1日目、成田からアムステルダム経由でシュトゥットガルトへ。移動で終わり。
2日目、シュトゥットガルトのメルセデスベンツミュージアムに行きました。
クラッシックカーから始まり、レーシングカーやトラックまで、年代ごと、テーマごとにベンツがずらり。
まぁ、かっこいいこと。
日本語の音声ガイドもあるので、存分に楽しめました。



入館の記念にもらったキーホルダーは、今、工房のカギをつけてます。
気分も上がります。
いつか、本体を買える日が来るといいなぁ~



続く

就職 20:転職しすぎ

2020-03-22 13:38:52 | 木工2・就職

私の“家具作りたい病”はかなり進行し、結局、会社を辞め、臨時だったはずのバイト先に就職が決まりました。
フルタイムのパートで。
フルなのにパートって・・・
私としては「加工」が希望でしたが、まずは「研磨」から、ということでした。


もう、何度目の転職でしょうか・・・
傍から見れば、迷走しすぎでしょうね^^


でも、定年まで働いて退職金で工房を始める、という計画は、ブランクが長すぎて、技術的に難しいだろう、と悟ったのです。
ここまでの7年のブランクでさえも、思っていた以上に大きいと気づいたので・・・。

お世話になった会社や仲間に迷惑をかけることへの葛藤はありましたが、ここで転職しなくても、きっとそのうち、またこの病は再発するだろう、だったら、早いほうがいい、そう思いました。


また、修行の日々が始まる・・・
また、貧乏生活に戻る・・・

その前に有給消化で、最後になるかもしれない海外旅行に行っておこう!

目指すはドイツのヴァイル・アム・ライン。



就職 19:家具作りたい病

2020-03-20 14:16:26 | 木工2・就職
2016年、私の “ 家具作りたい病 ” が再発しました。
家具作りの仕事から離れて7年も経っていました。

きっかけは、その半年ほど前に知人に誘われて行った家具工場のアルバイト。

繁忙期が尋常ではない忙しさというその工場で、土曜だけでも、半日でもいいからバイトしてみない?という、気楽な感じのお誘いでした。

その当時、本業でちょっと疲れていたので、気分転換にいいかな〜、と思い、行ってみました。

初めて訪れた工場でしたが、大きな機械、騒音、舞い上がるおが粉、とても懐かしい気持ちになって、テンションが上がりました。
臨時のバイトなので、仕事内容は比較的扱いやすい部材の研磨でした。
繁忙期に3〜4回ほど行ったかな。
楽しかったです。

リフレッシュできたので、本業もがんばろーって、思いました。
そして、また来年の繁忙期もアルバイトに呼んでもらおう!て思いました。
軽~く考えてました。



写真は隣の町の大きな公園です。
ここでは毎年クラフト展が開催されています。
クラフト展、好きだったんですが、自分が客側なのが悔しくて、いつしか行かなくなりました。
バイトで浮かれた帰り道、ここでチューリップ祭りをやっていることを思い出して、寄り道しました。
オランダ旅行を思い出して、ドイツの研修の日々を思い出して・・・

クラフト展で店側の人になりたいんだ。

こうして病は再発し、気づいたときには進行してました^^。

就職18:捨てる神あれば拾う神あり

2020-03-12 17:14:05 | 木工2・就職
解雇の後、新たに勤めた会社は、もともと好きな分野の仕事だったので、それはそれでやりがいがありました。
働ける場所があるって、ありがたい。
こうなったら、定年まで頑張って、退職金で木工所を始めようか・・・
しかし、先は長い・・・


とりあえず、趣味として家具を作ろうかと思っても、機械がない。
手道具だけではやる気も起きず、モチベーションは下がるばかり。
ノミも鉋も一切研ぐことなく、しまい込んでしまいました。


そして、何も作らないまま、あっという間に7年が経ちました。



( 写真は、アンティークショップで買ったステンドグラスに、解雇の直前に枠をつけたものです。
本当はドアにしたかったのですが、タイムオーバー。)