少し前のことですが
明け方4時過ぎに母からの電話で起こされました。
「おばあちゃんがいなくなっちゃった」
普段からいろいろやらかしてくれる祖母なので、やれやれ今度はそうきたか、と思いました。
母の話よると、
夜中の2時に部屋を覗いたときには居たが
4時頃に覗いたら居なかった、と。
そして、靴と手押し車も消えている。
ヨボヨボの足取りでは遠くまで行ってしまうことはなさそうなので、せいぜい祖父のお墓かな、と思いお墓まで車で探しに行くことにしました。
車を出してすぐ、一足先に近所を徒歩で捜索に行っていた父が戻り「いたよ」と。
あっけなく逮捕。
安心しました。
近くのお宮さんにいたそうです。
途中まで一緒に戻って来たけれど、祖母は疲れてコンビニの駐車場で休んでいるということだったので、ちょっと様子を見に行ってみました。
祖母に声をかけると、
いやぁ〜あんた、どこ行ってきただ?
ですって。
探しに来たとは思っていないようで、どこかの帰りに偶然出会った感がすごい。
元気そうでしたし、腹が立ったのでそのままほったらかしてきました。
歩きながら思ったのは、この時期の早朝の散歩は気持ちが良いものだなぁ、ということ。
祖母の気持ちもわからなくはないが・・・
私が家につくと父が、
連れてくるよ、と言ってまた家をでるところでした。
帰り道、祖母は近くの空き地を横目に見て、
あ、ここは近道だね
と次回の参考にしそうなことを言ったそうです。
反省の色なし。
この年齢で散歩に行けるほど体力も気力も復活したのは本当に喜ばしいことですが・・・
ですが・・・
ですが・・・
まあ、無事で何よりでした。
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