オーダー家具をご希望のお客様あるあるだと思うのですが、
部屋のスペースに合わせた収納棚が欲しいから
外寸は、高さ◯cm幅◯cm奥行◯cmで。
幅は□cm毎に仕切りをつけて、
高さは可動式の棚板を、こんな感じで・・・
と、お客様直筆の図面を渡されることがあります。
よくよく図面を見ると、内寸を足したらピッタリ外寸になってしまい、板の厚さがゼロ。時には内寸の合計が外寸をオーバーしていることもあります。
皆さんラフスケッチなので、ご自身のイメージが先行して、縦横の寸法のバランスも全然違っちゃってます。
気持ちはわかります。よくわかります。その形は素敵です。
でも寸法通りに作ったらそうはならないんです。
特に角度が付いているときは要注意。
私も角度が苦手なのでなかなか間違いに気づきません。
正しいようで正しくない、でも何がおかしいのかよく分からない・・・
ほぼ100%のお客様の図面がファンタジー。
もちろん、図面があるとイメージしやすいので、とってもありがたいですよ。
どんな図面でも、それが形になったときは達成感で満たされます。
そして、お客様が喜んでくださるので嬉しくなります。
やみつきになります。
友人の1人はよく雑貨をオーダーしてくれるのですが、毎回、ラフスケッチに加え模型で説明してくれます。
いつも変わったデザインで面白いです。
難問ですが。
友人から送られてきた謎図面。これが90°って。
模型での説明が始まり、
70°に落ち着きました。
依頼は木(ツリー)みたいなリモコン台。
なぜリモコンをツリー状に置きたいのか不思議過ぎて、製作しながら「これは正解なのか?」と心配になりましたが、結果は正解でした。
日々、愛用してくれているようです。
次のお題が楽しみです。
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