秋から冬にかけて、何度かマイスター学校で授業を受ける機会がありました。
私はGeselle(職人)どころかAzubi(訓練生、見習い)ですらなかったのですが、
師匠がマイスター学校でデザインの授業を受け持っていたので、
特別に師匠の授業だけ受けることができました。
とはいうものの、内容は、まったく分かりませんでした・・・。
初めて聞く情報を、知らない言葉で聞いて何が理解できるでしょうか^^??
ただ教室にいるだけでした・・・。
でも、いい刺激になりました。
デザインの勉強なので、黒板に書かれた絵や図でなんとなくわかることもあります。
ある日、扉と引き出しのある収納、などのお題が出て、各自がノートにデザインを描く時間がありました。
私は全然アイデアが浮かばず、なんとも冴えない絵をかいていましたが、近くの席の生徒さんは、サラサラ~と鉛筆を滑らせあっという間に曲線が美しいゴージャスな装飾の付いた収納を描き上げました。ロココというのかなぁ・・・?
これぞヨーロッパ、て思いました。
普通にこういうデザインを思いつくなんて、育ってきた文化が違うとつくづく思いました。
新たに工房に加わった美大出身の研修生仲間と一緒に授業を受けていましたが、デザインに詳しい彼も感心していました。
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