4月も終盤になり、わが社の最重要月間の引越し繁盛期も大詰めとなりました。
ここまで重大事故はゼロと聞いております。
さらに怪我や事故に遭わないように締めくくってください。
運輸業で生かされている者にとって、
今年に入ってから身につまされる2件の事故がありました。
1月の軽井沢バイパスで起きたスキーバスの事故と、
3月の山陽道八本松トンネル内でのトラック追突・火災事故です。
特に軽井沢の大事故は、多くの若者を含め死者が15名であったこと、
地元でよく通る道路であることから、いろいろ考えさせられました。
事故原因の最終報告はこれからですが、
「エンジンブレーキを使うためのシフトダウンの失敗」
ではないかと言われています。
「運転技術の未熟」「シフトダウンしにくい車両」との説もありますが
車の運転を生業(なりわい)とするものとしましては、
何とも言えない苦い気持ちになりました。
山道は「登ったギアで下る」ことが原則です。
碓井峠は軽井沢方面からも安中方面からも、
3速前後で登ります。頂上付近で1段上げても、
下り坂にかかったらすぐに1段下げます。
坂が急になりスピードが出始めたら、
エンジンブレーキとフットブレーキを使って
さらに1段落とす、こんな運転をすれば安全なはずです。
ひとりひとりが、自分の仕事の研鑽を積み、
人の命も自分の命も大切にしましょう。
一日一日、安全を積み重ねましょう。
以上
(「ATTACKS LETTER 4月号」より
一部抜粋・編集して記事にしています。)