ハザードマップは
命に関する重要な地図です‼️
昨年、ハザードマップの信頼性を
決定づける資料が発表されました。
激甚災害として記憶に新しい、
平成30年7月豪雨における、
倉敷市真備町を襲った浸水被害のエリアは
ハザードマップの
浸水想定地域にほぼ重なっていたのです。
当たり前といえば当たり前の事ではあるのですが、
その整合性をこちらの56頁でご確認ください。
ここから導き出される教訓としては、
【ひとたび堤防等が決壊し
河川等が氾濫した場合、
ハザードマップ通りの
浸水被害が生じる可能性が非常に高い】
という事になります。
皆さんは自宅周辺地域の
ハザードマップを確認されてますでしょうか?
まだの方は早急に確認されてください。
そして、浸水想定地域にお住まいの方は、
厳重に警戒し地方自治体の勧告や指示に従い、
もしくは、状況によっては自己判断により、
速やかに避難を終えるようにして下さい。
今日、この後、静岡県から関東、東北地方を
直撃する台風19号は、
観測史上最も強い勢力で
上陸する事が予想されています。
命があっただけでも有難いと思えるような
甚大なる気象災害がどこで起こっても
おかしくありません。
どうか、災害に対する厳重警戒と、
最善の備えをし、
状況によっては自治体の支持を待たずに
命を守る早めの行動をされますよう
お願いいたします。
気象庁から発表される特別警報について、気象予報士・防災士として、詳しく解説します。
その前に、まず、避難情報は警戒レベル1~5により、
避難のタイミングをお伝えしており、
警戒レベル4で全員避難!となります。
気象庁から特別警報が出された状況とは、
避難のタイミングの警戒5のレベルであり、
既に災害が発生しているというレベルになります。
故にこれは「逃げ遅れを知らせる情報」
と捉えて頂いても差し支えないものです。
つまり、
「逃げ遅れた状況となっています。
その場所で命を守る最大限の最善の努力をしてください」
という事をお伝えしているという事なのです。
ですから、
特別警報がでたという事は、既に周囲は最悪の状況となっており、
既に気象災害が発生しているか、今すぐにいつどこで起こってもおかしくない状況のため、
その時点で避難をする事は難しいとお考えください。
今回の台風に関しては避難勧告がでた時点で避難指示を待たずに避難行動を速やかに開始された方が良いです。
なぜなら、状況が急激に悪化し、直後に避難指示が出たり、特別警報が発表される可能性もあるからです。
この後、台風19号は、大型で非常に強い勢力を保ったまま、
静岡県から関東に上陸し、東北地方にかけて直撃する予想です。
これまで経験したことのないような、
大雨が降り、暴風が吹き荒れ大荒れとなります。
災害が差し迫っている時、自分を助けてあげられるのは、
自分自身しかいません。
どうか、決して油断せず、早め早めの避難をしてください。